スマホ依存の小中高生が無人島で4泊5日するプロジェクトが行われていたようです

茨城県常陸大宮市地域おこし協力隊の間瀬です。
『スマホ依存の小中高生が無人島で4泊5日するプロジェクト』を取り上げたテレビ番組が8月の下旬に放送されていました。場所は兵庫県の西島という瀬戸内海の島です。
農家民泊とも共通点のある取り組みだと思いまして、その内容についてお伝えします。

 

概要

スマホ依存症の子どもたちを対象としたキャンプです。
毎日の食事作りはもちろん、海水浴やカヌー、キャンプファイヤーなど人とコミュニケーションが必要な状況の中、無人島で生活をします。毎晩のキャンプファイヤーの場では、なぜスマホを使うのかについて皆で話し合います。
子どもたちの活動をサポートするのは、兵庫県立大学の学生です。

 

一日に一時間だけスマホを使える時間があり、スマホを『我慢させる』のではなくて、なぜスマホを使いたくなるのかを『考えさせること』を目的としているとのことでした。

 

5月下旬の計画発表以降、ネット上では「大人版もほしい」「極端すぎる」「ひと夏の思い出に終わるだろう」と賛否両論が渦巻いていたそうですが、結果はどうだったでしょうか。

 

テレビの内容

大学生のサポートの中で、無人島での生活が始まりました。
一日に一時間だけスマホを使える時間があるということと、キャンプファイヤーでスマホについて話し合う時間があるということを除けば、ご飯を作ったり自然で遊んだり、ごく普通のキャンプと変わらないものでした。

 

そうやって無人島で生活をしていく中で、最初はスマホ部屋にいた子どももスマホ部屋に行かなくなり、最後には誰もスマホ部屋に行かなくなりました。

 

なぜ、子どもたちはスマホをやらなくなったのか、監修の大学教授の解説によると、
① 他にやることがあると、スマホはやらない
② 友達といる方が楽しいと、スマホはやらない
と分析していました。

 

私が思ったこと

一時的にでもやめられた経験は貴重

キャンプから自宅に帰ったのち、子どもたちはまたスマホに依存してしまうかもしれませんし、依存しなくなるのかもしれません。そこまで放送はされませんでした。
そんなスマホ依存の解消という目的達成はどうであれ、一時的にでもやめられたという事実は、『スマホがなくても生活はできるし、スマホをやらない自分の発見』という点で、子どもたちの心に刻まれたと思います。
その『経験』は貴重であり、本人の『自信』につながるでしょう。

 

プロジェクトとしてのメッセージ性の高さ

このプロジェクトは、スマホ依存症の子どもたちに焦点を当てていました。
社会の問題にスポットを当てるというのは、周囲に強いメッセージを与えることができるという点が非常に印象に残りました。
キャンプ中、スマホについて特化した内容の時間が設けられていますが、他の多くの時間は普通のキャンプとまったく同じなのです。
農家民泊に関しても、その意義のメッセージ性を高めるという点から考えると『○○で悩んでいる人向け』というように対象を絞ったプランは非常に大切な要素ではないでしょうか。

 

参考:人とつながるオフラインキャンプ募集要項 – 公益財団法人 兵庫県青少年本部

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