私が地域おこし協力隊になるまでPart.2~高校・大学時代~

寒暖差がある時期になりましたね。暖かくなったと思ったら明日の朝は雪が降るようですね。

こんにちは、岩崎です。

今回は前回の記事の続きになります。前回は、地域活性、観光、歴史に関心を持つきっかけを書きました。今回は、大学時代にした事を中心に書きます。実は、この中で常陸大宮市を知りました。

初めての歴史探訪 in 鎌倉

鎌倉は何度も行ってましたが、歴史を知る名目で行くのはこれが初めてでした。受験勉強が本格的に始まる前の、高校2年3月末のことでした。

最初に関心を持ったのは「南北朝時代」

歴史に関心があると言うと、一般的には戦国時代や幕末が好きなイメージでしょう。実際、その時代が舞台の漫画やゲームは多くあります。

でも、南北朝時代はあまり取り上げられません。授業の中で、南北朝時代を書いた歴史書「太平記」を知り、子供向けと大人向け小説のどちらも読みました。

南北朝時代は、日本が南朝・北朝に分かれ、それぞれに天皇が1人ずついて、双方が60年近くにわたって戦いを続けた時代です。また、この時代に活躍した人たちが約100年後の戦国時代になると立場が変わるのでそこもまた面白いです。

 

この「太平記」の、鎌倉幕府が滅んでから室町時代が始まるあたりまでは鎌倉が舞台になっています。そこで、鎌倉で舞台になっているところ(鎌倉宮〈かまくらぐう〉、小動〈こゆるぎ〉神社など)に行きました。歴史を知ってから現場に行くと、なんだか刑事になったような気分になりますよ(笑)

常陸大宮市を知る

「太平記」の時代は、全国様々な場所で戦いが繰り広げられました。

その中で瓜連(うりづら)城の戦いのことが書いてありました。この戦いを知る中で、常陸大宮市、常陸太田市を初めて知りました。また、この戦いは那賀城主が関わっており、おそらくそこで常陸大宮市を知ったのでしょう。

 

▲瓜連の常福寺。ここが瓜連の戦いの舞台となった瓜連城跡になります。先週末、念願叶ってやっと行きました(^^)♪

 

ここから先が大学時代のことになります。

鎌倉以外の場所も行く

大学に入るまでは、実家の近くの場所が中心でしたが、大学に入ってから、大河ドラマ「江(ごう)」の舞台となった滋賀県長浜市や、千利休の出身地で、中世の流通の拠点になった大阪府堺市、また室町時代の将軍家である足利家ゆかりの地である栃木県足利市に行きました。あと、京都・奈良・厳島神社にも行きました。

史跡だけではなく、ご当地キティちゃんや、ご当地グルメも楽しんできました♪

足利で飲んだレモン牛乳の味が未だに忘れられません…。

茶道部に入部

歴史を勉強する中で、茶道や華道が室町時代から今も息づく文化と知りました。

茶道は、千利休の弟子に戦国武将が多いということで、茶道で体を使って文化を知れば、戦国武将のような気持ちになるんじゃないかと思って大学に入ってから始めました(笑)

手先が不器用なので、作法を覚えるのはなかなか大変でしたが、その中で礼儀や和室の意味などを学べました。

学芸員資格を取る

歴史に興味を持ってから、博物館で展示を見に行く機会が多くなりました。

学芸員は、博物館などで研究をして、それを論文や展示で外に発表します。

ここで、地域の研究をして、わかりやすい形で外に出せれば、地域の魅力を発信できるのではないかと思いました。

また、当時は「地域おこし協力隊」を知らず、地域活性と観光に関わる仕事は旅行業と学芸員くらいしか思い浮かびませんでした。

学芸員になるには、まず資格が必要になるため、資格取得に専念しました。私は、当時学芸員になることで、地域をおもしろく知ってほしいと思っていました。これについては次回の記事で詳しく書こうと思います。

自動車免許を取る

史跡は、バスの本数が少なかったり、歩いていくのが難しい場所にある場合もあります。それなら、自分で車が運転できればこんなところもレンタカーで行けるかも!と思い、車の免許を取りました。

実際は、教習所以外で運転できる環境がなく、常陸大宮に来るまで運転しませんでしたが…(笑)

次回は、地域おこし協力隊を知ってからの自分とこれからの目標を書いていきます。

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