大盛況\(^o^)/常陸大宮市民具展

協力隊の任期も2年目になりましたが、私はまだまだひよっこ同然。

こんにちは、岩崎です。

只今、朝ドラ「ひよっこ」に関連した「常陸大宮市民具展~1964年のあの頃~」を道の駅みわ北斗星にて開催しております!

放送中の朝ドラ「ひよっこ」

お茶の間でお馴染みのNHK朝ドラ。朝早くて、なかなか見れない人もいるかと思われます。BSプレミアムでは、夜11時からの放送もあるので、寝る前に見ることもできますね。

今回の朝ドラの舞台は茨城県北で、常陸大宮市もその中に含まれます。

市内の道路などにのぼりも設置されました。

 

▲118号線岩井橋付近

 

かわプラザには大きなのぼりも立っています。

 

▲かわプラザののぼり

 

この「ひよっこ」は、1964年つまり、前回の東京オリンピックの年から物語が始まります。それに関連して、常陸大宮市ではその年に使われていた民具の展示を行っています。

実は、この民具展の展示品につけたキャプションは私が作成したものです。この点については色々と考えるところがありまして…。それは後日談で触れることと致しましょう。

4月5日~11日まで北斗星で、13日~17日までかわプラザで展示を行いました。

のべ1500名以上が来場したかわプラザでの展示

かわプラザで行われた展示では、5日間合わせて1700名近くの来場者数がありました。なんと、ここでは民具の展示だけではなく実演と体験がありました。ここではその一部を取り上げます。

 

▲俵編みの実演

 

ワラと縄を通す場所を考えながら編む必要があります。プロの方は素早く作り上げていきます。

さすが、職人技です。私には到底マネできません…。

 

▲前にあるのが米俵。後ろは炭俵になります。

当時はお米が入って60キロあり、それを担いで1人前の男として認められたそうです。モテるための必須条件だったりして…(笑)

 

▲種切り機を使った綿花の綿と種を切り分ける体験

私も展示の前にこの作業をやったことがあります。これは、綿を入れる量がポイントになります。入れすぎると回す部分に入りきらないので、きちんと量を見極める必要があります。

 

 

昔の人は、こうやって綿を作っていたのですね…。種を取り終えた後の綿は、とてもフワフワしています。

岩﨑セレクト~現代の日常生活でも使えそうな民具~

この時代に使われていた民具は、現在の生活では使われる機会が減ってしまいましたが、今でも使えそうな物も見受けられます。そういったものを今回の展示品から2つセレクトしてみます(^^♪

①かご類(縄もっこ・背負い籠)

▲左が背負い籠(しょいかご)、右が縄もっこ

 

背負い籠は、木の葉を入れたり、草刈をした草を入れたりするのに使うもので、主に山仕事で用いられていたそうです。網目も粗いものなど様々あり、用途によって使い分けをしていました。

また、縄もっこは、かごの持ち手に棒を通して、中に石や魚を入れて運ぶのに使われていました。また、「もっこ」は持ち籠のことを指します。

かご類は、現代の生活でも欠かせないものの1つではないでしょうか。背負い籠は、洗濯物を入れるかごとしても使えそうだし、縄もっこもつりさげる道具さえあれば物を入れられます。さらに、縄もっこの場合は、ちょっと加工したらおしゃれなバックになるかもしれませんね。

②芋こじ(芋洗い)

▲こちらが「芋こじ」こと「芋洗い」

 

現代では専用の洗濯機もあるみたいですが、芋こじは、サトイモやジャガイモの皮を剥いたり、泥を落としたりするのに使います。

私もサトイモの皮を剥いたことがありますが、ヌルヌルして剥きにくいし、何よりも手がかゆくなります…。こんな時、こういうモノがあれば…と思ってしまいました。

昔の人の知恵の素晴らしさに感動させられた逸品です。今でも桶さえあれば、手がかゆくなることなくサトイモの下処理ができてまうのではないかと思います。

「常陸大宮市民具展」は5月18日(木)まで北斗星にて開催!

実演や体験はありませんが、民具展は来月18日まで北斗星で開催しております。ゴールデンウィークとも重なっている時期なので、道の駅へのお出かけついでにいかがでしょうか。

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