野田鹿島神社秋の例祭と鹿島神社

稲刈やおだ干しの光景を目にしますね。収穫の秋の到来です(^^)/

こんにちは,岩崎です。

常陸大宮市内を車で走っていると,色んな場所で鹿島神社をよく目にします。

そんな中,9月10日に常陸大宮市野田の鹿島神社にて,秋の例祭が執り行われました。今回はそのお祭りの様子とともに,市内の鹿島神社について書こうと思います。

野田鹿島神社秋の例祭

そば畑と鹿島神社

神社の前には一面そば畑が広がり,お祭り当日には白い花がたくさん咲いていました。

▲そば畑と鹿島神社祭礼ののぼり

 

▲鹿島神社の鳥居

はしかにならない水路

鳥居から拝殿に行く途中に橋があるのですが,その橋の下をくぐると「はしかにならない」という言い伝えがあります。「はしか」と「橋の下」をかけ合わせているのでしょうか。

 

▲この下をくぐるとはしかにならないそうです。

私も通ってみましたが,この橋の高さはかなり低く,身をかがめないと通ることができません…。”身をかがめて通れるくらい元気なうちに,はしかよけをしましょう”という意味なのでしょうか…(笑)

子供神輿

地区内を子供神輿とお賽銭箱が練り歩きました。

 

地区内をお神輿が歩く合図として,太鼓を鳴らします。その音でお神輿のところにいらっしゃった地区の住民の方からお賽銭を頂くという地区のおまつりならではの光景も見ることができました。

野田和太鼓の皆さんによる演奏

子供神輿が神社内に戻り,焼きそばやかき氷が振舞われたのち,野田和太鼓の皆さんによる演奏が行われました。

当日は,太鼓を叩く体験をできる時間もあり,子供たちが楽しんでいました。なかなか和太鼓を叩ける機会は少なくなってきているので,これも貴重な体験となったことでしょう。

▲野田和太鼓の皆さん

 

▲当日振舞われたかき氷。この日は晴天に恵まれ,気温も高かったので,絶好のかき氷日和でした。

演奏ののち,「2列ビンゴが出たら景品がもらえる」というルールのもと,最後にビンゴ大会が行われました。私は,1列だけビンゴが出たものの,リーチばかりで最後まで2列空くことはありませんでしたが,「自分の番号は出るか!?」とハラハラするのもビンゴゲームの醍醐味。とても楽しかったです(*^-^*)

野田山車保存館も開放♪

当日は山車保存館も開放されました。基本的には,春と秋の例祭に開放されるそうなので,普段はなかなか見られない貴重な機会です。

 

 

▲山車の入った箱の裏書

今は,山車の形で入っていますが,山車は組み立て式になっているので,かつてはそれぞれのパーツごとに箱に入っていたそうです。保存館内に展示されている写真では,その組み立ての様子も確認することができます。

山車から見えた鷲子と野田のつながり

この山車は,明治12年に鷲子(とりのこ)村の小林平衛門によって作られました。また,平衛門は鷲子山上神社祇園祭の山車を作った人物でもあります。

たしかに,美和ふるさと祭りで見た鷲子囃子の屋台と山車の前の部分の彫り物がちょっと似ているかもしれませんね。

 

▲美和ふるさと祭りの鷲子の屋台

野田鹿島神社では春にも例祭が行われます。この時期は,境内の桜が咲いているそうなので,秋の例祭とは異なる景色を見れるかもしれませんね。今から楽しみです。

そこで,鹿島神社について気になることがあります。市内を走っていると,結構見かけることが多いのです。そこで,数がどのくらいあるのか気になって数えてみました。

常陸大宮市内の鹿島神社を数えてみる

「茨城県神社誌」に掲載されている市内の鹿島神社は18か所ありました。大宮地域だけで10か所もあり,他の4地区ではそれぞれ2か所ずつでした。

 

▲緒川地域にある那賀鹿島神社

鹿島神宮は常陸の国の一の宮であるため,常陸の国の中では最も格の高い神社です。だから,多くあるのも頷けるのではありますが,ここまで多いとは思っていなかったので,少し驚きです。

また,「お鹿島さま」行事が行われた場所も鹿島神社です。

鹿島神社の近くには,田畑があることが多い

野田鹿島神社の目の前にはそば畑が広がっていました。また,那賀鹿島神社の鳥居の前の道を行くとすぐ田園風景が広がります。小貫鹿島神社からも国道に歩いていくと,田んぼが見えました。

つまり,鹿島神社の近くには田んぼや畑が広がっていることが多かったのです。

田畑は,私たちの生きる食糧を産み出すところ,大げさな表現になってしまいますが「命をつなぐ場所」でもあります。そういった場所の近くにある鹿島神社は,人々の生活をそばで見守ってくれている神社なのだと改めて感じされられました。

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