こんにちは、地区活性化担当の志賀です。
記録的な寒さが続く今年の冬。
部屋の温度がマイナスだったり、水道管が凍ったりと横浜にいた時には考えられないような驚きの連続の日々を過ごしております。
今日は、1/27(土)に行ったプロジェクト企画第3弾となったイベント『田んぼ88プロジェクト-お餅つき体験―』をレポートします。
\集大成/杵と臼を使ってお餅つき
3月の田起こし(田んぼの表面の土を掘り起こして空気に触れさせる作業)から始まり、
5月の田植え《体験企画第1弾》
9月の稲刈り《体験企画第2弾》
を終え、
手元に残ったもち米を皆さんに還元し、プロジェクトにご協力いただいた皆さんへ感謝の気持ちを伝えたいという思いでお餅つき体験を企画しました。
今回のイベントのメインは2つ!
『杵と臼でつくお餅つき』と『地粉でつくるそば・うどん打ち』です。
①杵と臼でつくお餅つき
真っ白なもち米(普段食べるうるち米は少し透き通った色をしていますよね。色からすでに違いがあることを知り、驚きです)をお釜で蒸かして、杵と臼でついていきます。
▼雪が残るグラウンドにて、ずしりと重い杵を振り上げてつきます。
疲れて来た頃の周りからの「よいしょ~」という声援に応えて、もうひと踏ん張り
▼2臼分は薄く伸ばしてお持ち帰り用ののし餅にしました。
②地粉でつくるそば・うどん打ち
私が常陸大宮市に来て驚いたことが、家庭で日常的にそばやうどんを打って食べているということ。
常陸大宮市流おもてなしと言えば、そばにけんちん汁をかけた『けんちんそば』であると言っても過言ではないほど、様々な機会にたくさんご馳走になりました。
私にとっての常陸大宮市の味は?と問われれば、けんちんそばと答えたくなります(ゆずの薬味をのせると更に常陸大宮感が増して、なお美味しい)。
そんなおもてなしを私もしたくなり、地元 諸沢・北富田産のそば粉を手に入れて、参加者の皆さんにそば・うどん打ちの挑戦をしていただきました。
▼まとめるのにはコツが要ります(パラオ共和国の研修生さんそば打ち初体験)
▼大学生の彼は初うどん切りだったそうです
いざ、実食!
もちもちのつきたてお餅にはお好みであんこやきな粉をのせて、
手打ちのそば・うどんは『芋がら』たっぷりのけんちん汁と共に、
さらにお釜の下に忍び込ませていた焼き芋など、
私が常陸大宮市に来て2年間慣れ親しんできた味たちが揃ったところでいざ、実食!
満腹になったところで、参加者の方が持参して下さったギターでの演奏やパラオ共和国の国歌が披露され、ゆったりとした心地よいひと時を過ごしました。
約10か月を要したお米づくりを支えて下さった皆さんや、初めて北富田地区へ足を運んで下さった方々との新たな交流の機会となり、美味しいという感情をたくさん共有することの出来たイベントとなりました。