4名の講師をお迎えし、常陸大宮市立明峰中学校でキャリア教育授業を行いました【星野】

こんにちは!Uターンで協力隊になった星野です!

「前向きに人生を楽しむプレイヤーを増やす」をスローガンに、学生が前向きに人生を楽しむヒントとなるキャリア教育授業の企画と講師派遣による運営サポートをさせて頂いております。常陸大宮市立明峰中学校では今年度全6回の授業のコーディネートを担当しております。

今回は2月9日(木)と2月15日(水)に行った職業人に聴く、キャリア教育授業のご報告を致します!

2月9日 茨城大学教育学部の渡龍大さん、夫婦ユーチューバーのRyuさんとYumaさんにお話いただきました!

「学生の価値観を広げるためにできるだけ中々会うことのできない人を学生に会わせたい。」という学年主任の先生のオーダーを受け悩んでいたところ、私の母校である茨城大学の2年生の渡龍大さん、私の大学時代の同級生で同じ学科で学んでいたRyuさんと先輩のYumaさんが力を貸してくださいました✨

1時間目をご担当下さった渡さんは教育学部2年生のです。現在、茨城大学卓球部主将、茨城大学学友会代表です。大学の新しいサークルを立ち上げたり、NPO法人トモニトウで西塩子地域でボランティアをしたり、地元台東区でのこども環境委員会のスタッフを8年間勤めていたりとマルチに活躍しています!将来学校の先生を目指して勉強をしており、また地域おこし協力隊の活動に興味を持ち授業のサポートをして下さっております。前回の授業の茨城大学の佐藤先生は渡さんのコーディネートでした。

学生に語りかける渡 龍大氏

大学生活の話や、これまで挑戦してきたこと、アルバイトの失敗談をふまえた挑戦することの大切さなど、同じ学生目線でかなり濃い内容を語ってくださいました。20歳とは思えない堂々とした話しっぷりと、学生の巻き込み方は、既に教壇に立っている先生のごとし・・・

アルバイトであっても働くということは、その背景でここまでつないできた沢山の想いをお客様へ届ける責任が生じること、挑戦することは恥ずかしくなくかっこいい、失敗することで人は成長することなど、実体験を元にしたメッセージはとても心に響きました。

 

2時間目は、夫婦ユーチューバーのRyuさんとYumaさんをお呼びしました。手掛けているチャンネル「Ryuuu TV」は「調べても出てこない、みんなが驚く日本の文化とその魅力」をテーマに、独自の切口で日本の情報を発信し、現在は180万人のフォロワーをを誇り、日本最大の中華圏ユーチューバーです。大学時代一緒に学び活動した友達でしたが、卒業後ユーチューバーとして有名になるにつれて遠い存在に感じていました。勇気を出して連絡したところ、ご快諾下さり、「いい経験になるから!」とご快諾くださいました。

夫婦でトークするRyuさん(左)とYumaさん(右)。

ユーチューバーという言葉があまり知られていない時期から動画配信を始めたというRyuさん。はじめは納豆早食いの動画などを配信したものの伸び悩むなど多くの失敗をしてきたとのこと。その中、「留学生であること」や「日本人の可愛い彼女(Yumaさん、当時彼女で現在は奥さん)がいる」という自分の強みをみつけ日本のことを発信して再生回数が伸びていったそうです。カップルユーチューバーの先駆けでもあります。

学生にインタビューをするRyuさん

ユーチューバーだからこその自分らしい発信をするコツや、SNSについてなど次から次へと学生の反応の良い方向にトークを繰り広げていらっしゃいました。

学生にインタビューするYumaさん

動画配信(アウトプット)し続けるためには勉強(インプット)も重要であること、失敗を怖いと思うのは人間の生存本能だから自然であること、失敗は全てネタに変えられることなどなど、あっという間でした。学生さんからの「年収はいくら?」といった質問にもしっかり答えて下さるサービス精神旺盛のお二人、始終会場は笑顔で溢れていました✨

学年主任の先生(中央)を囲んで
たくさん挑戦、そして失敗することの大切さをたっぷり伝えて頂き、学生たちの反応もどんどん前向きなものに変わっていったように感じます。

 

2月15日 中学2年生の親子向けにHome to work代表の粂井優子さんにお話頂きました

2月15日には中学校2年生の親子を対象に同市出身でHome to Work代表の粂井優子さんを迎え「なりたい自分になるための自立講座」を実施しました。粂井さんには今年度常陸大宮市立山方中学校でもご講演をいただきました。

講義をする粂井 優子氏

今は都内にお住まいで、文字通り全国を駆け巡り「幸せな親子を増やす」ためにご活躍なさっています。地元の常陸大宮に貢献したい、とご多忙の中ご講演くださいました。

3人の子供を育てた粂井さん。子供たちをたびたび実家の山方に連れてきていたそうです。親が全てするではなく、子供にお手伝いをさせ沢山の「ありがとう」を伝える事が子供の自己肯定感向上と生きる力育むと学びました。

コミュニケーションのワークをする学生たち

自立した人材を育むには、「コミュニケーション力」「自分のことを自分でできる力」「人の役に立つ力」の3つが大切であるとして、ワークなどを通して体感していきました。

 

マッサージのワークをする参加者

保護者からは

子供達のためにと先回りして親が手伝ってしまっていたけれど、それは子供達のためにならないと気づきました。家での手伝いを通して、自分の役割、人の役に立つ行動という事を自然と身に付ける事が出来ると聞き、すぐに実践してみました。」

毎日の忙しさのあまり自分でやった方が早いと思い、家事はほとんど私がやっていましたが結果、子供達が手伝いを何もしない、出来ないようになってしまったのを反省しました。なので今からでも教えながら一緒に家の事をやってみようと思います。」

★粂井 優子さんの講義内容について気になる方はこちらをご覧くださいませい

・書籍 「見えない学力が身につく 勉強よりもお手伝い」 粂井優子著  https://amzn.asia/d/cn1weFq

・YouTube動画 自立に向けた子育て大作戦! – 社会で活躍する人材の育み方 – 粂井優子様 講演会&懇親会

 

 

学生達にとって、とても濃い2週間だったのではないかと思います。アンケート結果はこの後出てきますので、その声に真摯に向き合い今後の展開をまた考えていきたく思います。

このような学びの場は、渡龍大さん、RyuさんとYumaさん粂井優子さんたちのような講師の皆様がお力をお貸しくださったこと、そして子供たちに幸せに成長して欲しいと心から願う明峰中学校の先生方のおかげで叶えられました。深く感謝すると共に、地道に継続していければと思います。

 

 

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