こんにちは、地区活性化担当の志賀です。
ピーマンの衝撃
先日、芋煮会(山方地域で行われる二大イベントのひとつ)にネギを出荷している農家さんからピーマンをいただきました。
それは6月にその農家さんのお手伝いに伺ったときに植えたピーマン。初めていちから畝(うね)を作って、苗を植えました。
6月のお手伝い以来ご無沙汰してしまったのですが、その間にもピーマンはすくすくと育ち、とても立派な実になっていました。
思わず、生のピーマンを丸かじり!!
その味は、本来のピーマンがどんな味だったか分からなくなってしまうほど瑞々しくて、そして全然苦くない!私の中のピーマンの概念が覆りました。
駅前マルシェと直売所
話は変わって・・・
3連休に実家に帰省してきました。
たまたま駅前でマルシェ(フランス語で「市場」という意味)を行っていたので、少し立ち寄る事にしました。
産地直送や無農薬、西洋野菜などをテーマにしているような青果や加工品のお店がズラリ。
商品説明をするポップには、
シャドークイーンとレッドムーン(どちらもじゃがいも)の2色のポテトはフレンチフライが絶品!!
ズッキーニはオリーブ油との相性バツグン!!
の文字が躍ります。
パッケージもディスプレイもポップも全部がおしゃれ。
フレンチ~な、いかにも!な雰囲気で購買意欲をそそります。
どのお店も健康志向のマダムで賑わっていました。
何気なく値段をチェックすると、
ズッキーニ1本 250円
キュウリ4本 300円
かぼちゃ1個 800円
茨城県産玉ねぎ4個 250円
なるほど、なるほど。
常陸大宮市に来るまでは、何も感じずに買っていたはずです。
しかし、私が月に1回程度お手伝いをしている常陸大宮市の直売所ではそれらの野菜が
ズッキーニ1本 90円
キュウリ5本で 100円
かぼちゃ1個 450円
茨城県産玉ねぎ5個で 100円
で売られているのです。もちろん常陸大宮産。そして低・無農薬です。
値段を比較してみると、マルシェの付加価値はおよそ2.5倍!!YOKOHAMAのパワーを感じました。
これは、どちらが良い悪いということではありません。
ターゲットに合わせた販売方法の一例として受け取って頂きたいです。
しかし、販売場所や売り出し方によって野菜の値段がいかようにも変わるということを実感しました。
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地域おこし協力隊の活動として月に数回、小学校で行われる食育のボランティアに参加しています。子どもたちと一緒に楽しく美味しく給食を食べているのですが、児童によっては野菜にほとんど手をつけない子もチラホラ。
もったいない!!!
私が採れたてのピーマンを食べて衝撃を受けたように、子どもたちにも野菜の本来の味を再発見してもらえたらいいなと思います。