-ウダーベ音楽祭2016-開催!!


こんにちは、地区活性化担当の志賀です!

 

本日は、10/23(日)に行われたウダーベ音楽祭2016の様子をレポートします!

 

ウダーベ音楽祭とは?

「うだーべ」とは地元の方言で「歌おう」という意味。

自分の母校の校歌をステージの上で、みんなで「うだーべ」。

市内の小学校と中学校の校歌をそれぞれの卒業生がステージで歌う音楽祭は、市内のほぼ全域の老若男女あらゆる年齢層の方々が一緒に楽しむことが出来ます。

また、各地域の個性やアイデンティティを主張できる一方、全体では常陸大宮市としての一体感が持てる企画となっています。

ウダーベ音楽祭は常陸大宮市市制施工・合併10周年記念事業として始まり、常陸大宮市の各地域でまちづくりや地域活性化に取組んでいるグループや団体・個人でつながる「常陸大宮市まちづくりネットワーク」の市民有志によって組織された実行委員会が企画・運営を行っています。

 

なんと、この「ウダーベ音楽祭」は、2016年度グッドデザイン賞グッドデザイン・ベスト100(「地域・コミュニティづくり/社会貢献活動」部門)に選出されました。市民団体が同賞を受賞することは珍しいのだそうです。受賞おめでとうございます!!

▼茨城県庁で行われたグッドデザイン賞受賞記者会見の様子(9/29)

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(写真左:倉田稔之実行委員長、右:西野由希子・茨城大教授)

 

音楽祭に参加するために遠くから帰省される方もいるそうで、「ウダーベ音楽祭」は世代や地域を超えた交流や参加者の郷土への自信と誇りに繋がっています。

 

 

当日の様子

今年は「西塩子の回り舞台」が舞台会場となり、募集に応じた小中学校16校の校歌が披露されました。(過去2年は、常陸大宮文化センター(ロゼホール)で廃校を含む小学校38校、中学校24校の計61校の学校が校歌を歌いました。※初年度は小学校のみ)

 

歌い終えた参加者の方にお話を聞くと、

「自分が教わった先生と同じ舞台に立てるというのは、すごいことだ」と話して下さいました。

 

▼緒川地域の発表の伴奏をされている小室道夫さん(86歳)は中学校の音楽の先生をされていたそう。力強く表現豊かな伴奏で、校歌に華を添えられていました。

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▼テレビ取材に応じる音楽祭に参加した児童たち

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▼プログラムにはありませんでしたが、大賀小学校も校歌を歌いました。

急きょ当日の朝に結成されたので、皆スマートフォンで楽譜を確認しながら歌います(メンバーのうち地元出身の卒業生は1名だけ!)。伴奏もありませんでしたが、会場にいる方が手拍子をしてくださったり、「大賀~大賀~♪」と合いの手を入れてくださったので、緊張したけれどとても楽しく歌うことが出来ました。

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▼トリの大宮小・中学校にはたくさんの飛び入り参加者が!

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発表のために事前に集まって練習をしていた学校、飛び入りの学校、老若男女さまざまな方々が参加したウダーベ音楽祭。

61校あった学校のうち、現存するのは小学校11校と中学校5校。

例え統廃合されてしまったとしても、自分の母校や校歌の存在はいつも胸の中にあり、人々を繋げるツールになるのだということを感じた一日となりました。

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