茨城県常陸大宮市地域おこし協力隊の間瀬です。
私の前回投稿『昨年を振り返り、今年の抱負』の続編です。
前回の内容はというと、『野菜販売を通して、都会と地方を繋ぐ』ということでしたが、具体的にどうすれば良いかの考えがまとまっていませんでした。曖昧な理念・計画では、絵に描いた餅です。
そんな中、具体化できた部分が少しあるので書こうと思います。
野菜を多く買って頂くためには
野菜を多く買ってもらうために。当たり前のことですけども、以下のとおりです。
1.安くする(機械化・大量生産)
2.旬からずらす
3.珍しい野菜を作る
4.健康志向に特化する(有機肥料・無農薬etc)
5.品質を追究する
これらのことにも取り組みつつ、最近よく言われる販売手法が以下のようなこと。
6.物ではなく、物語(ストーリー)を売る
野菜の生産における経緯や、商品開発のエピソードや、作っている人の人間性を伝えて、そこに共感を得てもらい商品を買ってもらおうという販売方法です。
言いたいことは分かりますが、いまいち実感がわきません。
いったん野菜販売という考えを捨ててみました
具体的に何をすべきかと迷走してしまい、どうしようもないのでいったん距離を置くことにしました。
気持ちの切り替えでもあり、現実逃避でもあり。
そんなとき、正月にふと見たテレビで、世界の貧困地域の特集番組があったのですが、その悲痛な現実には心揺り動かされるわけです。
ここで、私は思いました。
テレビ局はこの番組を作るために、多くのお金を費やしている。
視聴者もそれを見て満足している。
当然CM料や受信料という形でお金は動く。
人は感動に対してお金を支払う!?
つまり、野菜を売るのではなく、感動を売ることが重要!?
感動の創出だけを考える
感動という言葉が大袈裟かもしれませんので、ちょっと言葉を置き換えて、私の今年の抱負は『人の心を揺り動かすこと』にします。
ホームページやメールマガジンの文章で、読み手の心を打てるようなライターになること。
ジャパネットタカタのように、商品説明で人の心を掴めること。
Youtubeの動画で人々を楽しませ感動させられるような、映画監督になること。
なんでもいいから、人の心を動かすこと。
野菜を買ってもらうために価格を落とすのと、感動してもらうために価格を落とすのでは、受け取る金額が同じでも、その内容はまったく異なってくるのではないかと思います。
今年は、野菜を1円でも高く売り1つでも多く売る小売のことは忘れて、新聞記者やテレビディレクターや映画監督を目指します!