協力隊も2年目になりました。
最近、常陸大宮市は朝ドラ「ひよっこ」ののぼり旗が色んなところに立てられています。これで常陸大宮市の活性化につながると良いですね。
ご無沙汰しております、岩崎です。
4月10日(月)に、西金砂神社にて、駒形まつり(=春祭り)が執り行われました。昨年の様子は志賀隊員がまとめています。
西金砂神社春まつり
トップ画は、神社内にある駒形社です。春祭りは、この駒形社のお祭りで五穀豊穣と家内安全を祈願するものです。
「駒形」とは?
「駒形」とは、祭事に使う馬の頭や尾の作り物のことです。東京の浅草にも「駒形」という地名があります。ここの場合は、馬頭観音(ばとうかんのん)をまつる駒形堂に由来しているそうです。馬頭観音は、馬の無病息災の守り神として信仰されています。
昔は、農耕などの日常生活にも馬が使われていました。そのため、馬が健康でいることは、農民の健康を保つための必須条件であったと言えるのかもしれません。まさに、動物と人間が共存していた時代です。
▲西金砂神社内にある駒形神社
舞と打楽器による幻想的空間
今年も昨年に引き続き、堀馨予(ほり・かおよ)さんによる奉納舞と長屋和哉(ながや・かずや)さんによる打楽器の演奏が行われました。去年はお祭りに行けなかったので、初めて見たのですが本当に圧巻です!!
1200年もの歴史を持つ神社に、音楽と舞が融合した幻想的な空間が広がりました。
▲堀馨予氏
▲長屋和哉氏
西金砂神社のキーワード「72」
西金砂神社の祭礼はこれで成り立っていると言えます。
大祭礼は72年に1度、小祭礼は6年に1度行われます。
この小祭礼の6年を月に直してみます。すると…
12ヶ月×6年=72ヶ月
そう、小祭礼は72ヶ月に1度のお祭りなのです。
小祭礼が72ヶ月に1度であれば、大祭礼は72ヶ月のサイクルが12回繰り返された後に行われることになります。
こう考えると、72年に1度というのも意外と短い期間かもしれません。まあ、一生に1度見られるかどうかというのに変わりないかもしれませんが(笑)
大祭礼が行われるのは自分の干支
72年に1度行われる大祭礼は、未年に行われます。実は、この未年、自分の干支でもあるのです。
この事を聞いてますます西金砂神社に親近感が湧きました(^^♪
今後もこういった神社の歴史などを発信していきたいと思います。こんな私ですが、2年目もまたよろしくお願い致します。
▲西金砂神社諸沢口
諸沢口は、諸沢地区からの神社への参道です。春祭り当日は神社の鳥居まで車で行きましたが、この諸沢口から拝殿まで歩いていくこともできます。歩いて20分ほどです。