「地域おこし」は好きなことで楽しくやりましょ(^^♪

こんにちは、岩崎です。

梅雨の季節です…。今年もまた夏が来ますね…。

今回は、自分の「地域おこし」に対する考え方と今やっている事をリンクしてみます。自分の考えも協力隊になってからの1年3ヶ月の間で結構かわってきたような気がします。

「地域おこし」についての解釈

「地域おこし」というと、過疎高齢化で地域がなくなるかもしれないという危機に陥った場所を活気づけるという意味合いにとれると思います。

何かお堅い言葉ですね…。でも、お堅いが故に色んな解釈ができます。

「地域おこし」にはその地域で起業する、移住者を増やす、オフィスを置くなど様々な方法が考えられます。

単純に解釈すれば、地域の誰かが喜ぶことをやれば良いということなんだと思います。さらに言うと、協力隊も地域の住民の1人でもあるので、自分が楽しいと思えることをやるのが良いのではないかと思うようになりました。

「地域の危機を救うために○○せねば!」よりも「私は○○が得意だから、それを地域で表現してみよう」の方が気楽で楽しい

過疎高齢化の自治体が増えていることは、メディアでも長い間取り上げられており、周知の事実となっています。そうなると、その危機を乗り越えるために何をしよう?という考えになり、それを解消するには移住者を呼び込んで、人口を増やそうという考えに至るかと思われます。当然の流れではありますが、これは難しい問題で、すぐに解決できることではありません。また、地域の事情もあるので、人を増やすことが必ずしも良いとは言い切れません。それ故にそう考えると行動に移しにくいと思います。

 

そこで、思ったのがもっと気楽に自分が得意なことを地域で表現しようということでした。また、私が色んなスキルを身に付けていくというよりは、自分の知識を活かして何かやりたいという考えだからかもしれません。何よりも、自分が楽しいと思えるので(笑)

自分が楽しいと感じている雰囲気は周りにも伝わるものだと思います。つまり、自分のためになることは周りの人のためにもなるということです。

 

私の中でのその具体的な手段は、地域の歴史の魅力を何かに書いて発信することでした。

自分が今やっている事

私は、今諸沢地区で配布している「協力隊たより」の裏面を担当させて頂いています。

そこには主に諸沢の歴史関連のことを中心に書いています。諸沢地区で配るので、諸沢のことを中心に書いてはいますが、他の地域のことを書くことも考えています。

また、6月17日・18日にかわプラザで行われたひよっコラボギャラリーのチラシを作成して、市内の主要施設や文化施設に配布していました。そういった歴史関連のイベントのチラシでもほんの少しではありますが、歴史関連のPRを入れられる上にイベントの情報発信につながると思ったからです。また、チラシを配れば多くの人の目に直接触れやすいということもあります。

歴史を発信したい理由

私が歴史を発信したいと思うのは、歴史が好きだからという単純な理由です。さらに付け加えるとすれば、学部・大学院と歴史を研究しており、調べ方のノウハウを持っているので取り組みやすいということもあります。やりたいと思っていたので、無理なく行動に移すことができました。

歴史を発信するためには、地域の歴史を当然調べる必要があります。そのために現地に行ったり、図書館で自治体史を見て調べています。その中で初めて知ること、また今まで知っていたこととリンクすることに感動を覚えます。

また、歴史を調べることで、地域の事を新たな視点で見ることもできます。

「地域おこし」は様々な取り組みのまとまり

私がやっている事は、地域おこしという枠組みの中の「情報発信」という部分のその中の「歴史の発信」の部分です。つまり、「地域おこし」のほんの一部分にしか過ぎません。

色んな人がそれぞれの得意な部分を活かして色んな事に取り組むことが「地域おこし」の基本なんだと思います。自分は○○が好きだな、それを使って何か表現しているところを見せようという方が無理なく取り組めて良いかもしれません。やりたいという気持ちがあれば自然と行動に移すこともできるし、何よりも自然なのでやる側も長く続けやすいと思います。

おまけ~活動の中で「地域おこし」の考えが変わってきた~

今回私がこの記事を書いたのは、2つの理由があります。

1つは、1年以上活動をする中で「地域おこし」に対する考えが大きく変わったためです。自分も事態を重く捉えすぎて、がんじがらめになって動くことができませんでした。過去にも類似記事を書いていますので詳細はこちらをご覧ください。

 

もう1つは、イベントの会議に参加する中で、企画者とのモチベーションの差に申し訳なさを感じる時があったためです。もしかしたら、この申し訳なさは、もしかしたら自分が「好き」を活かせないが故に生じるものなのかもしれません。

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