”つながり”は面白さへの原点!

蒸し暑い日々が続きますね。岩崎です。

難しい事や初めて聞く事を突然言われても、その後の記憶に残るのはなかなか難しいですよね。

そこで、思うことがあります。これは面白い!この事について深く知ってみたい!と思う瞬間とは何でしょうか?

色々あると思いますが、私の中では、そのうちの1つとして既に知っているものとの”つながり”がわかる事なのではないかと考えています。

”つながり”がわかると初めて知ることでもすんなりと頭の中に入ってくる!

私は高校時代に歴史に関心を持つようになりました。歴史に関心を持つようになったきっかけはいくつかあるのですが、最も影響が大きいのは日本史の先生でした。その先生は、家系図を用いながら人物の説明をして下さいました。その中で、武田氏(Ex.武田信玄)や佐竹氏はもともと源氏の血を引いていることを初めて知りました。源氏は「源平の戦い」を小学校の時に習うので聞いたことある人は多いかと思われます。例えば、”1192(良い国)作ろう鎌倉幕府”でお馴染みの源頼朝がその代表人物ですね。武田氏も有名な人物として「武田信玄」がいます。武田氏も滅亡するまで500年ほど甲斐の国(現:山梨県)を治めていました。500年というと、江戸時代よりも長いですね。そう考えるとすごいなぁ。

また、佐竹氏も常陸の国(現:茨城県)を江戸時代になる前まで500年程治めていた大名です。ただ、佐竹氏は高校で歴史を学んだ時に初めて知りました。佐竹氏も元を辿ると武田氏と同じ源氏です。初めて聞いたもののはずなのに、「武田氏と同じ源氏だ」と考えると、頭の中にすんなりと入ってきました。常陸大宮に来たこともありますが、以前から佐竹氏には興味があります。

知りたいと思うと、本を読んだり実際の史跡を巡ってみたり、とにかく自分の手足を使って知りたいと思うようになるんだと思います。常陸大宮に来てから、佐竹氏関連の史跡をいくつか見ました。まだ見ていないところもありますが…。佐竹氏ゆかりの場所は隣の常陸太田や水戸などにもあるので、そこも行ってみたいなぁ。

私自身、高校時代の歴史の先生がきっかけで、歴史に関心を持ちました。そこから、大学でも歴史を学びたいと思うようになりました。

”つながり”は日常生活と近い所で感じられるとより面白くなる

初めて知る事は、自分の日常生活に近い所とつながるとより一層関心を持つようになるのではないでしょうか。先ほどは歴史にたとえましたが、今度は言葉の由来を例にあげてみます。

例えば、「たわけ(田分け)」という言葉があります。よく、「たわけ者!」と時代劇などで使われる言葉です。「愚か者」という意味の言葉ですが、この言葉由来は、”田んぼを相続する時に、分割相続にして、子供の数だけ分けて相続するとやがては子孫の取り分が少なくなって家の衰退につながるのだから、そんな自分で自分の首を絞める愚かな真似はするな”ということだそうです。

こういった”つながり”がわかると、知らない物でも親近感がわいてきますよね。見る視点も変わってくることもあるかと思います。このような”つながり”を意識しながら常陸大宮市の魅力を発掘していきたいと思います。

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