台風9号のおかげで家の網戸が外れました。
せっかく実をつけた稲穂がほとんどなぎ倒されている姿に台風の威力を感じました。お米、大丈夫かなあ。
こんにちは、地区活性化担当の志賀です。
本日は、そんな雨ニモ風ニモ負けなかった『第33回 あゆの里まつり』当日の様子をレポートします。
【当日】
運動会前日のようなドキドキを感じながら床についた前日の夜。朝起きてみると、あいにく雨が降っていました。
しかし、あゆの里まつり実行委員会の皆さんは決行判断!!(※名物のあゆのつかみどり大会は、川の水位が高く危険なため中止となってしまいました。諸沢十二所神社の神輿渡脚も中止です、残念)
慌しく当日の準備に取り掛かります。
そしていよいよ『第33回 あゆの里まつり』スタートです!!
雨が降ったり止んだりのパッとしない天候の中、早くもふれあいイベントコーナーは子どもたちで賑わっていました。
▼やっぱり定番の金魚すくい!
▼数を揃えられたかな?
▼ミニSLと日本工業大学駒場高等学校卒業生による電機機関車(今年初!)
他にも内容は盛りだくさん!!そこで私の中で特に印象深かったものをランキング形式でまとめました。
第3位
「ぬかるみに負けずやり切った!ステージ発表」
突然降り出す雨のせいでステージの前はぬかるんでグチャグチャ・・・
そのためステージ前にお客さんは集まりにくかったですが、会場にいる皆さんに届け!とばかりに協力隊としての想いを伝えました。
▲この日のためにお揃いの協力隊Tシャツを作りました。ステージ発表の機会を設けて下さった係の方に感謝
▲諸沢祭囃子保存会。諸事情により会長不在でしたが、無事に発表できました。
(※私の泥だらけの靴にご注目ください)
▲YOSAKOIは曲中に何度も衣装替えを行い、その迫力で会場を盛り上げていました
他にも子ども神輿や地元高校の吹奏楽部演奏など、フレッシュでかわいい発表が目白押しでした!
第2位
「子どもも大人も!迫り来るまきもち」
常陸大宮に来て初めて知ったのですが、こちらではお祭りの時にお餅や駄菓子を投げるイベント的な文化があります。(上棟式などの神事で行われる「餅まき」と同様のもの)
拾う側としての参加もまだですが、あゆの里まつりでは投げる側として参加させていただきました!
軽トラの荷台に乗り(イバライガー・常陸大宮市観光大使さん・IBS茨城放送ラジオパーソナリティのジェームス英樹さんとご一緒しました。豪華な顔ぶれ)、一斉に投げます!
▼突然降り出す大雨。だがしかし、軽トラ周辺の熱気は最高潮!
▼持ってけ、持ってけ~~
用意周到なお客さんはビニール袋を構えて、荷台にいる私たちにアピール。こちらも全員にお菓子が行き渡るように投げるのに必死です。
後にも先にも、こんなに人に求められる経験は出来ないんじゃないかと思うような瞬間でした。
ここのまきもちのすごいところは、駄菓子だけでなくまつり広場に協賛して頂いている企業の景品が貰えるかもしれないということ!カラーボールに交換できる景品が書いてあり、アイスやチョコレートなどが受け取れるのです。拾い逃した方は、ぜひ来年リベンジしてくださいね!
第1位
「常陸牛に舌鼓、そして夜空には大輪の花火」
毎年大好評のバーベキューですが、例によって今年も250枚の前売り券(常陸牛セット(野菜・鮎の塩焼き付)3000円/券1枚で3名まで入場可)はあっという間に売れてしまったそう。(※買い逃してしまった方は当日券(3500円)もあります)
17時から始まるバーベキュー会場では、皆さん思い思いのところにシートを広げ炭火のバーベキューを楽しんでおられました。
▼今年はボランティアで浴衣の売り子さんも登場!風情があります
▼ああ、とっても幸せそう~
そして19:30~いよいよ花火が始まります。
バーベキュー会場のすぐ隣で花火が上がるので、常連の方はより近いところで花火を楽しめるようにバーベキューの席取りをしていました。
▼オープニングスターマイン「きらめく星の世界へ」
あゆの里まつり会場は山々に囲まれているので花火の音が周囲の山に反響し、独特の響きを生み出します。(昔は、飼っていた鶏が花火の音に驚いて死んでしまったそうです笑)
会場のすぐ隣から上がる花火は、目の前いっぱいに広がりきらめきます。
▼今年初の創造花火「山方名物 あゆ」には、会場のお客さんも拍手喝采!
いつの間にやら雨は止んでいて、お天気の神様も花火を楽しんでいたようです。
バーベキュー会場で見る花火は目も耳も舌も楽しい、五感で味わう花火でした。
番外編
「ノリノリの・・・」
まつり広場で今年初めて出演してくださったアイドルユニット『こめひめ』!水色担当のこめつぶさんは常陸大宮市出身だそうです。そのキュートなパフォーマンスに常陸大宮市地域おこし協力隊の間瀬隊員もノリノリ♪笑
間瀬隊員の新たな一面を知る事ができました。
あゆの里まつりを通して感じたこと
天気に恵まれず、思ったようにお客さんは集まりませんでしたがやはり大きなイベントには変わりありません。
そんな大きなイベントを動かすにも“小さな気遣い”が大切だと学びました。
例えば、昨年のおまつりでバーベキューの前売り券を購入された方に今年の日程を個別にお知らせする。当日、花火が打ちあがる前にプログラムを一人ひとり手渡しする。
他にも会場内では小さな気遣いがたくさん見受けられました。
別にやらなくてもおまつりは十分成立しますが、やればきっと誰かが嬉しくなる。お客さん一人ひとりを大切に思うがゆえの、タイミングを考えた行動です。
行って気持ちの良いイベントは、また行きたくなる。大々的な広告も必要ですが、それと同じくらいリピーターを増やすことも重要です。
来てくださった皆さん、今年のあゆの里まつりは楽しんでいただけたでしょうか?
今年は行けなかったという皆さん、このブログを読んで興味を持ってくださったでしょうか?笑
来年も常陸大宮市山方の清流公園でお待ちしております。