【本田】マコモの植え付けを行いました【活動報告】

3月頃より地道に開拓を続けていたマコモ田ですが、

ようやく植え付けを行うことができました。

今回は、株分け~植え付けまでの軌跡を

綴りたいと思います。

水田開拓~栽培準備までについては

こちらの記事をご覧くださいませ。

5月17日 潮来市にてマコモ株分け、植え付け研修

30℃を越える炎天下、うだるような暑さに体力を奪われながらの作業でしたが

しっかり技術を学ぶことができました。

3月に掘り上げた前年の株を水路に置いて育苗し、

新たに出てきた苗をひとつひとつ分けていくのですが

根と地下茎が非常に強いので鎌、ノコギリ、鉈などを使って

株元や根を傷つけないよう気をつけながら作業を進めます。

株分けした苗は水につけて乾燥させないようにします。

ある程度苗が出来たら植え付け作業に移ります。

圃場に印をつけた紐を引き、それを目安に植え付けていきます。

苗が浮かないよう、深く植え付けるのがコツ。

 

当日の午前中はマスコミ各社による取材も入り

とても賑やかな作業となりました。

その後、記事を確認したところ

なぜか私がやたらと目立つところにいたのはヒミツです。

 

圃場にて実践

潮来市で学んだ技術を早速実践です!

池のほとりでちびちびと株分け。動画をご覧いただけるとわかるのですが

結構力がいります!来年度の株分け作業が今から恐ろしいですね!

ちなみに、苗の上をカットしているのは、植え付けたとき風で倒れるのを防ぐためです。

苗ができました。

イネ科なだけあって、苗の形が水稲にそっくりですね。

 

植え付け作業

田植え機はもちろん使えませんので、すべて手植えです。

株がかなり大きくなるため、株間は1m以上あけ、

苗が浮かないようしっかりと深く植え付けていきます。

慣れない姿勢で裏ももが痛い!

植え付けが終わり、少し時間を置いた田んぼがこちらです。

↓↓↓

だいぶ根付いてきました!

株がひとつ残っているのは、苗が枯れてしまったとき用のストックです。

(どうしても1割程度は枯れ苗がでてしまうそうなので)

今後、夏に向けてどんどん株が成長していき、最大2~3mほどまで大きくなります。

田んぼの様子が変わっていくのが楽しみですね!

 

田んぼのいきものたち

ノハナショウブ

ハナショウブの原種。

池のほとりに植えたところ、元気に育ち

そろそろ花が咲きそうです。

ハナショウブほど華やかな花ではありませんが、

慎ましやかな姿を見るのが楽しみですね。

 

ちなみに、ハスは残念ながら現在元気がありません。

 

ニホンアカガエル

おたまじゃくしたちが一気に子ガエルになり

田んぼに足を踏み入れるたび

ぴょんぴょこ賑やかです。

 

カワニナ

ホタルを呼ぶため&水質浄化班として池と水路、田んぼに導入しましたが

思った以上の働きで、池の藻がすっかりキレイになりました。

彼らがハスを食べている疑惑が少々。

数も増えてきた感があるので、うまくいけばホタルが

来てくれるかもしれませんね。楽しみです。

 

シマヘビ

初代協力隊、志賀隊員がこの田んぼで活動しているときから

住みついているらしい田んぼの主。

1匹かと思っていたら3匹いました。

しかもつい先日、なんと4匹目(赤ちゃん)を発見。

とくに害はないので共存していく予定です。

 

カルガモ

つがいで現れ、代掻き後の田んぼを毎日のように踏みまくってくれました。

最近見ないので子育て中かもしれません。

 

アオサギ

雨の日だけ田んぼに現れるレアキャラ。

 

他にもたくさんのいきものたちと共に

田んぼを育て、私自身も育ててもらっています。

 

これから

マコモ田における今後の作業としては

水の管理はもちろんのこと、

草取りや成長に応じての間引き、追肥などの作業を

行っていくことになります。

わからないことがあれば潮来市のシルバー人材センター様に

ご相談させていただきながら

質の良いマコモを作っていきたいと思います。

 

もちろん、今までマコモ田準備にかまけて

あまりお世話できなかった畑のほうも

本格始動いたします!

栽培和ハーブたちも元気に育っていますので

秋ごろには栽培和ハーブを活用した

イベントなども開催できるかも・・・!?

楽しみにしていてくださいね!

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