こんにちは、地区活性化担当の志賀です。
今回は、さといもの会の9月の活動をレポートします!
6~8月の間は、梅雨や高温によりお弁当が傷むことを懸念して活動を控えていたため、久々の再開です!!
9月のお弁当のレシピはこちら。
メインは秋を感じる生鮭のフライと、栗ご飯です。
写真と共に調理工程を振り返ります。
▼大粒の栗は、地元の方が提供してくださいました
▼調理室に美味しそうなイカの香りが広がります
▼例によって机いっぱいに容器を並べ、手分けしながら手際よくおかずを詰めていきます
▼毎月異なるお弁当の掛紙。今月は根しょうがです。
▼最後に巨峰をいれて、完成です!!
今回、地区のおかあさん方と一緒にお弁当を作っているときに学んだことがありました。
私が見つけた主婦の知恵!!
その①
「包丁を早く乾かすために火であぶる」はNG
鋼の包丁はステンレス製のものに比べて、切れ味はいいけど手入れを怠ると錆びやすいという欠点が・・サビを防ぐためには水分をよく拭き取る必要があります。
水気を早く飛ばすために火であぶる方がいました。私は初めてその方法を知ったので、なるほど!と思いインターネットでさらに調べてみると、なんと!!この方法は間違っていることが判明しました。
火であぶる事で水気は早く飛びますが、切れ味が一気に悪化して包丁の寿命を縮めてしまうらしいのです。
効果的な保存方法として、普段頻繁に使用しない鋼製の包丁は表面に薄く植物油を塗っておくと油分の膜によってサビが出来にくくなるそうです。
私が見つけた主婦の知恵!!
その②
「きゅうりはヘタをこすってアクを抜く」
知りませんでした。
きゅうりにアクがあるということを。
▲切り口の周りに見える白い液体がアク
きゅうりの皮の下には維管束がありますが、そこの液の中にアクの原因である蟻酸(ぎさん)という物質が集中しているのだそうです。2分間ほどきゅうりの先端と実の切り口をこすり合わせる事によって、液を外に出してアクを減らすそうです。
(現在のきゅうりは品種改良でアクが少ないから必要ないという意見もあります。)
まな板の上できゅうりを転がしながら塩をもむ「板ずり」という方法も、ヘタをこすり合わせるのと同じ原理でアクを減らす効果があるそうです。
一般なアク抜きの方法として水にさらす、塩を入れたお湯で茹でるなどが知られていると思います。野菜によってアク抜きの方法を変えて美味しく食べる事ができるように下ごしらえすることは、まさに先人の知恵!!
地区のお母さんと一緒に料理をすることで、こうした技をちょっとずつ学んでいきたいです。
付け足し
いつもお弁当の配達を手伝ってくださる方が持ってきた巨大きのこ!!
その正体はイチョウタケと言い、2~3週間でこのサイズまで成長するそうです。
私にとって見るものすべてが新鮮な秋です。