こんにちは、地区活性化担当の志賀です。
今日は各地で初雪が降り、朝のニュースが大賑わいでしたね。私は自宅までの雪道が心配なので、今晩岩崎隊員の家に一時避難することにしました。笑
本日は、11/20(日)に行われた「やまがた宿芋煮会」をレポートします!
やまがた宿芋煮会とは?
やまがた宿芋煮会は、直径3.5mの関東一の大きさを誇るジャンボ大鍋で作った特製の芋煮を振舞うイベントで、今年第19回目を迎えました。
地元産の野菜やこだわりの奥久慈しゃもを使った味わい深い芋煮を求めて、毎年たくさんの来場者で賑わいます。来場者は年々増えており、今年度は初めての大台1万食を用意しての開催となりました。
当日の様子
午前9時、ジャンボ大鍋からは美味しそうな匂いが漂い、協賛券売り場には早くも列が出来始めています。
給仕開始直前(午前11時)、いったいどこからこんな人が!と思うほど会場には知らぬ間に長蛇の列ができていました。
上から見るとより一層人の多さが分かります。
大鍋では、調理係の皆さんが着々と作業を進めます。それにしても大きい!
そしていよいよ給仕開始!給仕係の皆さんは、大忙しです。
一方の芋煮茶屋では、前売り券(2500円)と当日券(3000円)を購入された250名の方々が、ござの上でゆったりと芋煮やあゆの塩焼き、手打ちの常陸秋そば、地酒などを満喫していました。
初めて行われたステージでの「芋煮早食い競争」も白熱した戦いを見せた模様!
地域おこし協力隊は、里芋を使用した鹿児島県の郷土料理「さとっこあげ」を出しました。
その他、近隣自治体などから呼んだゆるキャラの発表や郷土グルメを集めたテント等々、大人気だったようです。
結果として、第19回やまがた宿芋煮会は1万食が完売御礼、過去最高の来場者数となりました。
—
第19回やまがた宿芋煮会副会長 石井仁一さんにお話を伺うことが出来ました。
今年度の芋煮会を終えてみての感想をおねがいします。
-「食材を増やした分売り切ることが出来るか不安もあったが、予想より良かった。
やまがた宿芋煮会は地域外の方が多く参加してくれるイベントなので、地域内外の交流が生まれるところが良い。」
今後の芋煮会に望むことはなんですか?
-「もっと若い人が参加するようになってくれると良い。
これで完璧というイベントはないので、今年の反省点を生かしてさらに良いものにしてきたい。」
最重要なのは次世代の育成
実行委員会の(プチ)反省会に参加したときのこと。
「なぜこんなにもイベントに対して頑張ることができるのですか」という私の不躾な質問に対して実行委員の皆さんは「人のため。自分たちの地域のため。」と力強く即答してくださいました。
そしてそのまま話の流れは、責任者のことに。
やまがた宿芋煮会に関わらずだと思いますが、近年イベントスタッフの高齢化と、それに伴う人手不足が問題視されています。それらをどのように解決していくか、悩ましい問題です。
「下の世代は自分たちでやりたいと思っている、そして任せられたら絶対にいいものをやってくれる。それを影で支えるのが俺たちの役目であり、責任」
ある方がこのように意見を述べられていました。それを聞いてから先ほどのインタビューを振り返ると副会長のコメントが沁みます。
やまがた宿芋煮会が変革する時期が近づいているのかもしれません。来年のやまがた宿芋煮会は記念すべき第20回目。
非常に楽しみでなりません。