第3回おいでなんしょまつり

こんにちは、地区活性化担当の志賀です。今月から諸沢・北富田地区に各戸配布している協力隊だよりの用紙が上質紙になり、小さな喜びを噛み締めています!

12/4(日)は地区活性化の担当地区である諸沢・北富田地区のおまつり「第3回おいでなんしょまつり」が行われました。

 

おいでなんしょまつりとは?

「おいでなんしょ」とは方言で“おいでください”“いらっしゃい”の意味。

常陸大宮市諸沢・北富田地区は現在市内で高齢化率が最も高い地区になっており、平成21年の集落支援員制度の導入時から設置の対象地区となっていました(常陸大宮市は集落支援員を茨城県内で先進的に導入しました)。

「おいでなんしょまつり」は活性化のために何かできないかと当時の集落支援員さんが発起人となり3年前に始まりました。

 

当日の様子

第3回おいでなんしょまつりは初回、前回行っていたバザーは開かずに「そば会」をメインにしたおまつりになりました。

会場では、手打ちのけんちんそばとお餅のお振る舞いの準備が手際よく進められていました。

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私は幼稚園ぶりくらいに餅つきを体験しましたが、へっぴり腰で「腰が入っていない!」と地区の方からご指摘を頂いてしまいました・・・

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▲おそるおそる・・

その後つきたてのお餅をこっそり味見したのですが、お餅が甘くてびっくりしました。ついたお餅を食べる機会があっても、これまではきな粉やあんこを付けて食べていたのでお餅本来が持つ甘さに気付きませんでしたが、砂糖とは違う優しい甘さがありました。

 

隣の旧諸富野小学校グラウンドでは、地区の老人会の球技大会が行われていました。

私はグランドの隅に飛び入りで、大学時代に使っていた部活の道具を持ってきて「ラクロス体験会」スペースを設けました。すると・・・

とても器用にキャッチボールをする皆さん!

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特にキャッチするのが難しいのですが、ほとんど説明することなくそつなく出来ていました。ラクロスというスポーツは本来12人制で広いコートを走りながら行うので、人数・コート・体力など地区の皆さんがそのまま行うには課題がたくさんありますが、楽しみながらできる遊びとして活用できないかなと思案中です。

 

11時のお振る舞い開始時には、けんちんそばとお汁粉に舌鼓。

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入り口に設置された直売所やさつまいもつめ放題も人気でした。

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▲いっぱい詰め込めました。いい笑顔!

お振る舞いを行っている地区のお母さん方もとっても楽しそうで、地区内外の人の交流の大切さを実感しました。

 

コンセプトを持つ

今年のおいでなんしょまつりはバザーを行わない為小規模に開催することが決まっており、想定内のお客さんで無事におまつりを終えました。

しかし初回、前回の賑わった様子の話や今まで関わってきた他のイベントと比べて、「本当はもっとできるんじゃないか」と自分の中では不完全燃焼なおまつりとなりました。

(私はほとんど何もしていないので口だけです・・準備から当日まで動いて下さった皆さん本当にありがとうございました。お疲れ様でした。)

 

試験的に今までメインだったバザーをなくすと、予想通り集客は減りました。やはり、メインとなる何かが必要で、メインを設けるには、その前段階としてコンセプトや共通のイメージを持つことが必要だという考えに至りました。

「おいでなんしょまつりと言えばこんなおまつり!」というコンセプトとイメージが主催者側と参加者側の両方にあれば、おまつりを継続しやすくなるのだと思います。

 

地域おこし協力隊に出来る最初のステップは住民の“小さな成功体験”を増やすこと

研修等でよく聞かれる話です。疲れる<楽しいと思えるような成功体験を増やすことが私のすべきことなのだと再認識しました。やってやります。

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▲おまつりに向けて写真ボードを作成したのですが、目立ちにくいところに設置してしまいました!凡ミス!

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