田んぼのこと徒然①=田植えから開花まで=

こんにちは、地区活性化担当の志賀です。

気がつけば8月、夏休み真っ只中の子どもたちはそろそろ暇を持て余して来た頃でしょうか。

(そうだ、カレンダーをめくらなければ。)

5月6日に行った田植えから約3か月。月日と共に、田んぼも日々変化しておりました。

そんな稲の成長記録を徒然なるままに書き記します。

 

早乙女衣装がまぶしいひと時

田植え(5月6日)

協力隊として田植えイベントを企画し、呼びかけに応じて下さった方々と共に手植えを行いました。参加者の女性には早乙女衣装を着て頂き、アマチュアカメラマン、近所にお住まいの方など沢山の見物人に見届けられて無事に完了!

田植えの光景を見た90歳近いおばあさんが涙が出るくらい感動してくださったのが、とても印象的です。

田んぼ88プロジェクト-田植え編-/手植えでの田植えが完了しました!お天気も味方してくれ、大勢の皆さんのご協力と見守りのおかげでスムーズに終える事が出来ました☀️本当にありがとうございます!その中でも嬉しかったのが90歳近いおばあちゃんの「この歳になって、こんな賑やかな風景が見れると思わなかった。ありがとう」というお言葉。次回は9月に稲刈りを予定しています!その他見学も随時受付けております。ぜひ遊びに来て下さい!

茨城県常陸大宮市地域おこし協力隊さんの投稿 2017年5月6日土曜日

5月-6月 出来立て田んぼと様々な生き物との出会い

〈5月7日 田植え翌日〉

田植えの時の足跡が残り、稲は変わらず5本程度のひょろひょろ。

 

〈5月15日 田植え9日後〉

稲の葉が広がり、茎の数も増えだす。

▲追肥を行いました①

 

〈5月30日 田植え24日後〉

茎の数がいっきに増え、画面からはみ出すくらい葉が伸びる。

▼田んぼには、画面左のいもり(私は心の中で「田んぼの主」と呼んでいる)や

ヘビなど、お米づくりを始めなければ出会わなかったであろう生き物たちがたくさんいます。

除草作業中にヘビに遭遇した私は逃げだした

\田んぼ88プロジェクト/お天気の良い日が続き、稲はすくすくと成長中☀!昨日は「除草機」を使った除草作業を行いました。私:右側に大きなカエルを見つける↓頑張る↓右側に2匹目のカエルを見つけ進むのをためらう↓もう少し頑張る↓ヘビが現れる↓逃げる田んぼにいる様々な生き物と格闘しながら稲の成長を見守ります。

茨城県常陸大宮市地域おこし協力隊さんの投稿 2017年5月30日火曜日

6月-7月 茂る田んぼの第2ステップ

〈6月6日 田植え1か月後〉

心なしか茎が太くなったような気がする。

〈6月20日 田植え44日後〉

緑色が濃くなり、葉は手を切りそうなくらいパリッと鋭い。

★葉にご注目⇒⇒稲が赤かれ症に!

葉先が黄色くなり、よく見ると赤い斑点がたくさん出来てしまいました。これは病気ではなく生理障害だそうで、原因は高温による土中の窒素不足や日照不足とのこと。一度田んぼの水を抜く中干しという作業を行って、土中の酸素を補給して根の活力を高めることで対処します。

〈6月29日 田植え53日後〉

追肥を行いました②

7月 いよいよ出穂(しゅっすい)

〈7月6日 田植え2か月後〉

中干し継続中。土が割れるのを目安に干し続けます。

〈7月14日 田植え68日後〉

中干し終了!

▲中干しにより、余計な分けつ(茎が増えること)を止めます。初めは5本程度だった稲が約3か月弱でこんなに増えました!

 

〈7月28日 田植え82日後〉

稲から穂が出てきました。

おっ!

おおっ!!

よく見ると、穂先に花が咲いています。開花するのは一日のうちの数時間だけで、午前中にはほぼ咲き終わってしまうそうです。陽の光を受けてしずくがキラキラと輝いている様子と相まって、誕生の瞬間は趣のある特別なものとなりました。

 

美味しいお米になるには、よく晴れて暑いのがポイント!夏の日差しをたっぷり浴びて美味しく育ってほしいものです。

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