こんにちは。茨城県常陸大宮市地域おこし協力隊の松原 功(まつばら こう)がお送りします。
イノシシ対策として、木製の囲いわなが設置してあるということなので見せていただいました。
わなの種類
イノシシ対策として利用されるわなは主に3種類あります。
①くくりわな
②箱わな
③囲いわな
大きさは①→③ほど大きくなります。囲いわなは基本移動させず固定です。
それぞれにいい面と悪い面があるので、用途によって使い分けが必要になります。
↓サイトにそれぞれの詳しい内容が掲載されています。ご参考までにご確認ください。
木製の囲いわな
囲いわなが設置してあるのは下檜沢。大きな囲いわなが2基設置してあります。
縦が10m、横が8m、高さが3mと知らない人がみたら大変驚くサイズとなっています。
設置当時は大変な労力がかかったのではないでしょうか?
囲っている杭は深さ1mまで差し込まれいるため、非常に頑丈なつくりです。
イノシシが逃げだそうと激突してきても安心ですね。
材料には間伐材が使用されています。直径は約12㎝~13㎝ほど。
だいたい200本くらい使用されているように感じました。
捕獲できるのか?
イノシシは大変頭のいい動物といわれています。
命がかかっているので簡単には捕まるわけにはいきません。
そのことを考慮したうえで、実際のわなとしての役割は果たしているのでしょうか?
捕獲状況としては30頭以上の実績をあげています。
成獣とウリボーの比率は半分半分です。成獣もしっかり捕獲できているところはとてもすごいと思います。
イノシシの被害が多くある中で、これからの稼働に期待が持てますね!
ちなみにイノシシをおびきだすために餌をまく必要があります。
見学したときは米ぬかがまかれていました。
最後までお読みいただきありがとうございます!!
地域おこし協力隊って何なの?という方のために実態を書いています。是非ご覧ください!
・地域おこし協力隊の実態と事例を大公開!起業?就職?その後はどうなるの?
・協力隊の本音!間瀬 邦生隊員の場合
・協力隊の本音!岩崎 文香隊員の場合
・協力隊の本音!松原 枝里隊員の場合
・協力隊の本音!志賀 瑞穂隊員の場合
・協力隊の本音!松原 功隊員の場合