協力隊3年目の古澤です。
今回は『常陸秋そば欲ばりセット』について書いていきます。
『常陸秋そば欲ばりセット』の企画からイベント開催までの流れ
『常陸秋そば欲ばりセット』をご存じでない方もいると思いますので軽く説明すると、国道118号沿いにある人気そば屋の生そばを自宅で食べ比べできるお土産セットです。(若干のニュアンスに違いはありますが…)
この企画は今年の1月に企画してから急ピッチで仕上げていきました。
- 1月中旬:企画の作成・提出
- 1月中旬~:協力店舗の募集・聞き取り、久慈岡竹林組合に竹容器の詳細説明、竹の伐採、
パッケージのデザイン、チラシ作成、プレスリリース、保健所関係の確認etc… - 2月21日(月):予約開始!
- 3月4日(金):『常陸秋そば欲ばりセット』の販売会
今回のセット販売で、人は追い込まれると、何倍ものスピードで事を進めれられのだと実感したと同時に自信につながりました!
今回ぶつかった問題一覧
- 欲ばりセットの理解(食べ比べに苦手意識をもつ店舗がある)
- そばの管理方法(時間が経つとぼそぼそになる、そばが潰れる)
- お店のブランド価値を落とさずに、イメージアップを狙えるか
- 竹容器に適当な竹が少ない問題、加工の費用&時間問題
- そば屋さんと久慈岡竹林組合の調整
- 麺販売における資格問題
- 梱包のデザイン問題
- 検便まにあうか問題
などなど、ここでは書き記せないほどたくさんの問題がありましたが、「麦藁」さんや「そばいち」さんを始め、今回企画には入っていない「そば道場」さんにたくさんアドバイスをいただき無事にイベントを開催することができました。また、協力隊のメンバーや地域創生課の方々には毎回知恵や助けをいただき大変助けられ、改めて色々な部分で恵まれているなと実感した2か月でした。
セットのこだわりポイントと反省点
セットのこだわりポイントは、
- 家族で食卓を囲うきっかけ作りとしての4人前セット
- 常陸秋そばの魅力再発見
- プレゼントを意識した梱包のデザイン
- 店主の見える化
- 常陸大宮市を五感で感じられるセット内容
- 3年間でお世話になった方々とのコラボ
反省点は、
- プロセスエコノミーの挫折
- 収支問題
- 参加店舗数の数
- 時間的な問題で理想の追求ができなかったこと
- 段取りの悪さ
- 保健所への確認の遅さ
問題点や改善点ばかり頭に浮かんできますが、これらを次回の何かに生かせるよう、対策案をしっかりと考えていきたいと思います。
今回のセット販売は初挑戦ばかりでした。でも、本当に良い経験が出来たと思っています。そして何より楽しく出来たのが良かったです。
当日の開催の様子
▼谷部隊員や協力隊の担当職員さんが手伝ってくれました▼
▼駅長の手作り看板▼
当日のそばの梱包や会場レイアウトは思っていたより時間がかかり…。お二人の助っ人がなかったらとんでもないことになっていたと恐怖しています。笑
また、今日に合わせて看板を作ってくださった鈴木駅長、時間外までお店を開いてくださるなどの対応をしてくださりありがとうございました!
地域の魅力発見につながったら何より
『常陸秋そば欲ばりセット』は、常陸秋そばの魅力再発見と竹の新たな活用に繋がったらと思い企画したものです。今回の企画がきっかけで協力店舗の方から「竹容器を作るワークショップをしたいな!」というお声もいただきました。新たな掛け合わせの兆しが生まれ、この企画を実施して良かったと改めて思いました。
ちょこっと宣伝
イベント内でNHKさんに取材いただきました。その様子は3月8日(火)に放送予定です。ぜひご覧いただけると嬉しいです!