御城のマルシェ

春眠暁を覚えず。私は万年暁を覚えず。

こんにちは。移住コンシェルジュの木元です。

毎日眠くて仕方がない!

 

先日、8月28日(日)に山方地区にある御城(みじょう)でマルシェがありました。

このマルシェを企画した住民の方からお声をかけて頂き、今回は私たち協力隊も出展することになりました!

協力隊として地域のイベントに出展するのは初めてでした。

ということで、今回は8月28日(日)御城のマルシェの様子をお伝えいたします。

御城のマルシェのねらい

現在、常陸大宮市の山方地区では「やまがた宿ガイドマップスタンプラリー」を開催中♪

やまがた宿ガイドマップスタンプラリーは、山方宿周辺の12カ所のポイントをめぐり、集めたスタンプの数に応じて豪華賞品が当たる抽選へ応募できるという企画です。

そして今回マルシェを開いた御城も、このスタンプラリーのポイントのひとつになっているのです。

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しかしこの御城、地元の方も存在は知っているものの、実際に足を運んだことはないというのが現状…

まずは地元の方に地域の魅力を知ってもらおう!そして、せっかく来てもらうなら楽しんでいってもらおう!ということで、住民と市役所職員との会話の中から始まった企画が御城のマルシェなのです。

西の内紙(にしのうちがみ)ワークショップ

さて、このマルシェで私たち協力隊は「西の内紙でしおりを作ろう」ワークショップを開催しました。

西の内紙とは常陸大宮市西野内で作られるようになった和紙で、私たちが常陸大宮に来て感じた、ここならではの物の一つです。

夏休みシーズンということもあり、地元の子ども達に西の内紙を身近に感じてもらえたらいいなぁと、今回の内容に決めました。

 

私たちを含めて4つのブースが御城の中でワークショップを行いました。

▼地域おこし協力隊の西の内紙ワークショップ

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▼森林科学館のどんぐり工作

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▼kiyomiさんの毛糸のポンポンワークショップ

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▼手作り工房じんこさんのお手玉づくりワークショップ

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御城の中もとっても雰囲気が良いです♪

御城は二階建てになっており、私たちは二階でワークショップをしました。

二階の窓から見える景色はとっても綺麗!

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今の時期はちょうど稲穂が実って、田んぼが黄金色に輝いています。

涼しい風も通り抜け、最高のシチュエーションの中、たくさんの方がワークショップに参加して下さいました。

 

今回、材料として用意したものはこちら↓

・栞の台紙(あらかじめ切って用意しました)

・折り紙、千代紙(切り貼り用)

・タイダイ染の西の内紙(切り貼り、栞のひも用)

・シール、フェルトシール、スパンコール(飾り付け用)

・ペン、クーピー(お絵描き用)

・栞の紐(西の内紙を細く切って、二本を一緒にねじって作りました)

・ラミネーター(和紙の質感を残すため、片面のみラミネートするようにしました)

小さい子はもちろん、大人も作り出すと意外と楽しくて熱中しちゃいます。

いくつになっても何かを作るってワクワクしますね。

御城ワークショップ

私たち隊員も、空き時間にサンプルとして栞を作ってみたのですが、作っていると色んなアイディアが湧いてきます。

間瀬隊員がサンプルを作った後、あることに気付きました。

「色んな種類のパーツをこっちで作って用意しておけば、参加者は時間をかけずにカワイイものが作れるのでは?」

そこで色んなミニチュアお野菜ちゃんを作ってみたところ、大好評♪

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こうして直に参加者の反応が見られて、楽しい気持ちを共有できるのがワークショップの良さだなぁと実感しました。

大成功の裏で一人反省

こうしてワイワイ楽しくやっているうちに、あっという間に一日が終わってしまいました。

結果、御城のマルシェへ遊びに来てくれた方はなんと約80人!

協力隊のワークショップに参加して下さった方が13人!

来場者の方からは「市内に住んでいたけど、こんな所にお城があるなんて知らなかった」「あるのは知っていたけど、初めて来た」といった声が聞けて、御城のマルシェのねらい通りだぁ、大成功!と思いました。

 

栞を作るワークショップにも、想像以上の数の人が参加してくれて、しかも「うわぁ、すご~い!」「かわいい~!!」「気付いたら夢中になってた(笑)」とすごく楽しんで頂けた様子でした。

今回、栞を作るワークショップの他に、来場者へ協力隊作製のオリジナル缶バッチをプレゼントしていたんですが、こちらもかなり好評で嬉しい限りでした。

こうして御城のマルシェでの協力隊出展は大成功となったわけですが、そんな中、色々マイナスに考えていた自分に気が付いたんです…

▼好評だったオリジナル缶バッチ

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▼お客さんの栞

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「これで喜んでもらえるのかな?」「もらって嬉しいかな?」「使ってもらえるのかな?」

ワークショップで何をするか話し合っているとき、私はこういう心配ばかりしていました。

でも実際は、栞も缶バッチもすごく喜んで頂けて、何も心配することはありませんでした。

 

私は頭でっかちなタイプで、いつも頭の中でぐるぐる考えてしまいます。

でもイベントで大事なことはきっと、何をするか?ではなく“どういう想いでするのか?”であって、何かをする事によって“一緒にその時、その場所を楽しむ”ことが出来ればいいんだと思います。

今回の御城のマルシェでは、そんなことを感じました。

とっても素敵なマルシェだったので、これからも続いていったら良いなぁ♪

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