畑の管理が追い付かずトラクター切望中の茨城県常陸大宮市地域おこし協力隊の間瀬です。
夏も終盤に差し掛かったところで、畑作業も落ち着きました。
作業の大変さ、作業の効率化、売れる野菜、等々感じたことを徒然なるままに。
ミニトマト
なかなか上手くいったようです。
近隣の農家さんの話によると、あっという間に売れる人気野菜。一番売れるそう。
すぐに肥大するキュウリやナスと違って、それほど急いで収穫する必要がなく、実をつけたままで持つのも忙しい毎日に助かります。
一般消費者向けの優良野菜というイメージ。
ひもナス
ナスたちは出だしが遅れましたが、8月に入りようやく収穫できるようになりました。
ひもナスは私の知人の間で大人気、柔らかい食感が好評です。
収量も多く、今後人気が出てくる野菜な気がします。
ひもナス(白)
ひもナス(白)の登場により、夏野菜カレーに新しい彩りの白色が加わったのが嬉しい。
但し、ひもナス(白)は収穫量が少ないようで、あまり実をつけません。
高価になってしまうので、どちらかと言うと飲食店向けのイメージ。
宿儺(すくな)カボチャ
岐阜県高山市、飛騨の伝統野菜だそうで、とにかく大きい。
カボチャ全般について、市内でよく見かけますが、売れ残ることも多いようで、生産には注意が必要なイメージ。
米
元気に育っています。
苗代や肥料代や農薬代にけっこうな費用がかかっており、秋の収穫を見てから、今後の主力作物に入れていくかを検討。
ジャガイモ
五種類作りました。
ポテトサラダを作りました。色は違えど味は同じ。
知人の間ではノーザンルビー(赤)、シャドークイーン(紫)の評判が良く、今後は主力野菜にしていきたいところ。
一般消費者や飲食店向け、どちらにも対応できる超優良野菜なイメージ。
数値で見てみる
上手く作れた作物、失敗した作物、有意義な四か月でした。
日々記録していた農作業記録によると、総作業時間は約200時間。
内訳は、
・ミニトマト19時間(24株)
・ナス5時間(24株)
・米33時間(2.5反) (周囲の草刈り含む)
・ニンジン8時間(一条播き20m)
・ブロッコリー11時間(70株)
・ジャガイモ22時間(種芋12kg)
・キュウリ7時間(24株) ⇒ 生産失敗、収穫微量
・里芋・大野芋28時間(周囲の草刈り含む) ⇒ 生産失敗、収穫なし
・畑の草刈り40時間
・他の作物(サツマイモ、長芋、タマネギ、長ネギ、アスパラ)30時間弱
といったところ。
生産量を市井の販売価格に対比して換算すると、一時間あたりの労働時給は相当低くなります。
むむむ。と眉間に皺がよります。