茨城県常陸大宮市地域おこし協力隊の間瀬です。
田んぼも稲刈りの時期を迎え、この度は、おだがけを初体験してきました。
作業は丸2日に渡り、予想を超える大変さ。
今まで単純に「素晴らしい景色だ」と感じていたおだがけの風景。その見方が180度変わる体験となりました。
弱音を吐きながらも何とか作った、私のおだがけをご覧ください。
支柱の水平方向の配置
[ プロ ][ 素人(私) ]
直線でなく、歪んでおります。
おだ足の挿し方
[ プロ ][ 素人(私) ]
挿す角度が甘く、横風に弱い作りになっております。
横棒の高さ
[ プロ ][ 素人(私) ]
穂が地面に着いており、芽吹いてしまうかもしれません。
横棒の傾き
[ プロ ][ 素人(私) ]
斜めになっております。
ビニールの掛け方
[ プロ ][ 素人(私) ]
歪んでおります。
端の美しさ
[ プロ ][ 素人(私) ]
長さが揃っておりません。
「おだがけ」から感じたこと
おだがけは大変な作業だと思いました。
作業をしながら、もっと効率的な方法がないか、コンバインを使うか、来年はどうするか、そればかりを考えながら作業していました。
作業を終え、
「もし来年、コンバインを使ったら」
と想像してみて。
おだがけの風景を楽しみにしていた自分がいて。
おだがけのお米を楽しみにしている知り合いがいて。
おだがけの苦労をせず、お米が手に入ったときの自分を想像してみて。
なんとなく味気ない収穫になってしまう気がしました。
楽・便利とは違った価値が、おだがけには存在しているのかもしれません。