茨城県常陸大宮市地域おこし協力隊の間瀬です。
地域おこし協力隊3年目。3年間の集大成として、今年の冬はほしいもの販売で売上100万円を目指します。
11/26の試作を経て、12/5からいよいよ本格的な生産に入りました。
初日はほしいも歴10年以上の大先生に、しっかりとノウハウを指導してもらいました。
工程
洞窟に1か月貯蔵していたサツマイモ(紅はるか)です。
腐っているイモも1,2個ありましたが、しっかり保存されていました。
大型セイロ2つに、コンテナ3個分。合計60キロのサツマイモを一度に蒸します。
燃料に使うのは市内で採れた薪。
釜の中には約50リットルの水。沸騰まで約1時間かかります。
蒸している待ち時間には朝食を。
沸騰したセイロの隙間から蒸気が勢いよく漏れるようになってから、さらに1時間で丁度良い蒸かし具合になります。
山方にお住まいの増子先生です。
道の駅「かわプラザ」にも出品しています。北海道や日立市から、12月で合計100キロのほしいもの予約注文が入っているという忙しい中、特別に来てくださいました。
私は増子先生の作ったほしいもが一番好きです。自分が一番美味しいと思う先生に教えてもらえるのは、なんて幸せなことでしょう!
皮をむいた状態です。
このあとつき台で平干し用にスライスして、スダレに並べました(作業が忙しくなり、写真を撮り忘れてしまいました)。
サツマイモの蒸し時間は、水から始めて2時間半。
皮むきからスダレに並べるまでの時間は、4人で3時間半。
朝6時から始めて12時には作業を終えます。
天気が悪い!
スダレに並べるまでは予定通りだったのですが、実はその後の経過が思わしくありませんでした。
12/5当日こそ6hの日照があったとはいえ、12/6~8の3日間の日照時間は僅か1h。
これだと出来上がりは遅いし、鮮やかな色に仕上がらない。黒ずんだほしいもが増えてしまいます。
12/7と12/8は予報では晴れでしたが、両日とも曇り。完全に予定が狂ってしまいました。
試作の11/26の頃はまだ気温が高く(最低気温5度前後、最高気温18度前後の日々)カビが生える恐れがあると言われていましたが、晴れの日が続き、一日平均6hの日照がありました。
しかし本番の12/5直後は気温が低く(最低気温0~5度、最高気温10度前後の日々)なりましたが、連日雨と曇り。試作のときより出来が良くないように思えます。初回の干し芋作りに自分で点数をつけるとしたら、50点。
「晴れていることは、気温よりも重要!」というのが今回の教訓です。
11月後半の方が良いほしいもが多くできたかもしれません。
天気を見ながら、焦らず急がずゆっくり、美味しいほしいもを作ります!
というところで、今日はこのへんで。