イノシシの暮らし、人間の暮らし ~2019年度活動報告Ⅲ~

こんにちは。茨城県常陸大宮市地域おこし協力隊の松原 功(まつばら こう)がお送りします。

地域おこし協力隊として最終年度をむかえました。昨年度(2019年度)の活動を振り返るとともに、最後の1年の活動を全5回でまとめます。

私の活動は、大きく分けて3つあります。

・市内森林の活用

・狩猟

・地域活動

今回は「狩猟」について2回に分けてお届けします。    

 

着地点は野生動物や鳥獣被害の興味関心を高めること

まずは「狩猟」の方向性。

1年目(2018年度)の3月におこなわれた、活動報告でも紹介した内容をベースにアップデートしたものです。

 

・野生動物や鳥獣被害に興味がある人を増やす

「食べることに困りたくない」という理由から、東京に住んでいた時に狩猟免許(わな・網)を取得。狩猟免許があって常陸大宮市でかかわれることといったらイノシシのことだと思っています。

私自身、農家を志しているわけではないので、農業の鳥獣被害を完全には理解していません。しかし、農業を営んでいなくても、辺りを見渡せば畑や原っぱはボコボコになっており、車を走らせれば闊歩しているイノシシハクビシンを目にするようになりました。玄関前を(おそらくイノシシに)掘り起こされたこともあり、それはさすがに恐怖を覚えました。まだ大きな害はありませんが、普段の暮らしの中で、イノシシを含む野生動物から被害を受けるのは時間の問題だと感じてます。

昨今、都市部でもイノシシ(いわゆるアーバンイノシシ)が出現したことは多くのメディアで取り上げられています。今後は街中でもイノシシを目にする機会が多くなる可能性が高いです。そうなった場合に正しい知識(現在主流となっている野生動物の知識や対策のセオリーなど)を身に着けることは、人間にも野生動物にも有益であると考えています。

野生動物や鳥獣被害への興味関心を通じて、地域内外にさまざまな交流が生み出されるのもおもしろいです。職種・性別・年齢・免許の有無を越えて、野生動物や鳥獣被害について話し合い、なにかしらアクションをする。その結果として、人間と鳥獣の双方が暮らしやすい地域がつくられていくのが1番だと考えています。

 

安全な狩猟に取り組むにあたって

当たり前ですが、狩猟は安全かつ生態系を破壊することなく行うことが大前提です。

わな猟でも銃猟でも「どの猟具を使うのが1番安全」というのはありません。しかし、過去における狩猟での事故報告などから比較的安全に取り組むことのできる猟具を選択することはできます。

私が選んだのは箱わなと電気を用いた止め刺し、そして自作のIoT装置を利用した狩猟スタイルです。これらで安全性の高い狩猟を検証し、報告できればと思っています。

 

以上のような想いや方向性を軸に、狩猟の活動を続けてきています。次回から2年目(2019年度)におこなった狩猟の主な活動を報告していきます。最後までお読みいただきありがとうございます。

 

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