【本田】マコモタケの収穫がはじまりました!【活動報告】

大変お久しぶりの更新となりました。

今年度より栽培を開始したマコモですが

ついにマコモタケを収穫することができました!

というわけで今回はマコモ植え付け後~収穫に至るまでの道のりを

ごくごく簡単にまとめてみました。

収穫までの道のり

6月

無事に根付いて一安心!

7月

生育は順調なものの、分けつがイマイチ

先進地域であり、研修先である潮来市のシルバー人材センター様に相談したところ

「気温が低いからではないか」

とのこと。

ウキクサやコナギなどがチラホラ出てきたので、手で取りつつ様子を見ていきました。

8月

猛暑と雨不足に悩まされる日々を送る

圧倒的水不足により川の水が田んぼに来なくなった結果

イノシシ襲来

株がいくつか倒されましたがすぐに植えなおし、事なきを得ました。

倒れた株もすぐ元通り。さすがイネ科の植物なだけあって強い!

今年の襲来は今のところ、この一度きりです。

※追記

10月、2度ほど水路と池に襲撃がありましたがマコモタケは無事でした。

 

水確保のためポンプ購入(自腹)

マコモの生育にはとにかく水、水、水が大事。

特に暑い時期は水温を一定に保つため、水位を上げて管理する必要もあります。

栽培圃場は川の水をかけ流しているため、水温が上がりすぎることはないものの、

とにかく水が来ない!

困り果てた結果、小型ポンプを購入しました。

ちょっとばかし痛い出費となりましたが、背に腹は代えられない!

川の水が枯れないギリギリのラインを攻めつつ汲み上げ、田んぼに流しました。

 

9月

なんとなく株が枯れ始める

そろそろマコモタケがつきはじめる頃(例年は9月後半くらいからだそうです)

マコモの葉が次々枯れ、株元が腐ったものも出てきました。

腐った株を根元から切ってみると、中から大量のイモムシが!

おそらくニカメイチュウと思われます。

虫にやられた分は取り除き、枯れた葉も刈って処分。

待てど暮らせどマコモタケはつかない。

徐々に不安がつのります。

 

10月

「今年はキノコも大不作というし、

菌類の影響を受けるマコモタケもダメなのかな・・・」

諦めの気持ちが首をもたげ始める

10月4日、潮来市から連絡あり

「マコモタケ初確認しました」

もしかしたらと思い、自分の田んぼを隅から隅まで見て回る

すると・・・

これはもしかして!?

すぐに潮来市のシルバー人材センター様に

「これはマコモタケですか!?」と確認したところ

「間違いないです。もう食べられますので収穫してみてください」

との返事。

まだ小さいですが、私の初収穫となりました。

初めて食べた生のマコモタケは甘く、ほどよい歯ごたえで

「もしかしてフルーツ?」と一瞬思ってしまう程の美味しさでした。

その後、続々とマコモタケがつき始めました。

残念ながら「ここでドカンとマコモイベント開催!」なんてできる量ではないため、

ちびちびと収穫してはお世話になった地域の皆様にお配りして

ご試食頂いたうえ、感想をお願いしています。

 

試食感想

「甘くておいしい」

「クセがなく食べやすい」

「柔らかいタケノコみたい」

「美味しかった。子どもがおかわりした」

「野菜嫌いの子どもが大喜びで食べた」

「筋ばっていないので高齢者でも食べやすく、おいしい」

「何にでも合いそう」

「日本酒がすすむ」

など、嬉しい感想を沢山いただいております。

 

来年度以降はさらに栽培面積を増やし、本格的に販売を始めていきたいと思っております。

そしてゆくゆくは学校給食、市の特産品に・・・!

なんて野望を抱きつつ、今後も頑張っていきますので

どうぞ応援よろしくお願いいたします!

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