茨城県常陸大宮市地域おこし協力隊の間瀬です。
大は小を兼ねる。大きなものに目がなく、舌きりスズメのおばあさんのように欲張りな私が思わず飛び付いてしまうイベント『おばけかぼちゃコンテスト』が、9月18日(日)に緒川地域の『緒川 物産センター かざぐるま』で開催されました。
今回が第八回ということは、常陸大宮市では八年も前から開催されているということですね。
今の時期、街に出ればハロウィンの文字をいたるところで見かけますが、日本でハロウィンをよく目にするようになったのはここ最近ですので、それよりも前に始まっていたということになります。
重量部門、イケメン部門、ユーモア部門の三部門においてそれぞれ表彰されます。
重量部門の一位は、今年唯一の100キロ超えです。
イケメン部門の一位は、縦長です。普通のかぼちゃとは違い、スリムなイメージを漂わせています。
ユーモア部門の一位は、かなりボコボコに凹んでいます。こんな形になるものなのですね。
コンテストに出品されたもののほとんどは、その日のうちに都立夢の島熱帯植物館等、その他契約している団体へ運ばれていきます。
丹精をこめて作ったものを評価してくれて、買い取ってくれて、どこかで展示されるとなると、いやがうえにもやる気がわいてきますよね。
しかし、そんな後援団体が来年は一つ減ってしまうとお聞きしました。
お隣の自治体、久慈郡大子町には『おばけかぼちゃコンクール』というイベントがありましたが、六年前の2010年の開催をもって、20回続いた歴史のあるイベントに幕を下ろしました。
秋になると、緒川地域の各所で、大きく育ったオレンジ色のおばけかぼちゃが顔をのぞかせます。
この景色を絶やしたくありません。
来年に向けて、そして将来に向けて、緒川のおばけかぼちゃコンテストに、私でも何か力になれないかと思いました。