２月５日（日）諸沢地区で草マラソン大会が行われるという情報を得て、視察に行って参りました。
区長さんと主催者（県内在住、県内にとても顔の広いランナーの方）が、今年のお正月に、モロサワキャンプ場で出会い、意気投合。今回の開催につながったのだとか。かなりの急展開ですね！主催者、諸沢の方々のパワーに脱帽です。
２０人程度、交通ルール厳守、タイム自己計測、地元の方が庭先にエイドステーションを設けておもてなし、の形式で行う草大会として開催されました。
大会タイトルは、「諸沢悶絶マラソン」・・・
前日、準備に顔をだすと、主催者のほか、区長はじめ地元の方々が何と１０数人。
コースを確認しながら、案内板設置（諸沢地区の方々の手作りです）等を行いました。
かなり山深いところを選んで通るコース設定でしたが、この日のために、諸沢地区の方々が雪かきや倒木処理をされたとのこと！
諸沢の全集落を通過する約２５㎞のコース。上りと下りしかありません。獲得標高約９００ｍ！！
事前に、主催の方に連絡した時「よかったら、走りませんか？」とお話しをいただいておりましたが、本当に悶絶して、ご迷惑をお掛けしそうでしたので、当日は、自転車で先頭道案内をしながら、視察させていただきました。
今回の参加者は、主に県内の、サブスリーランナーの方、ウルトラマラソン走る方、ロングのトレイルラン大会が好きな方・・・等々すごいランナーの方々。そして、回覧で大会を知った諸沢地区の方１名。
トップの方は、２時間１０数分で完走。フルマラソン２時間１０数分で走られるエリートランナーの方ですので、コースの凄まじさがわかるかと思います。
これを、みなさん、きつい― 悶絶するーー と叫びながらも、満面の笑顔で走られておりました。
ランナーの方々は、趣のある集落、高いところから見る絶景（当日、休場展望台では、富士山も見えましたよ！）、そして、地元の方々の温かい応援に大感激だったようです。
諸沢地区の方々は、庭先で、にこやかにランナーをお出迎え。
「若い人と触れ合えて嬉しい。」「すごいランナーが走るところを見られて良かった。」・・・そして、「道を綺麗にするきっかけになってよかった」などというお言葉も。
写真に沢山の方が写っていますが、半分以上諸沢地区のお手伝いの方々！！参加者のみならず、地元の方も明るく元気になる素晴らしい大会でした。
地域振興に及ぼす「スポーツの力」を改めて認識する良い機会となりました。主催者の方、諸沢地区の方々、ありがとうございました！！
主催者と地元の方々の意向をうかがいながら、今後も続いていくよう、お手伝いできれば良いなと思っております。