先週末は、お笑いの特番が多かったですね♪ コント番組好きな私にとっては最高の週末でした(笑)
こんにちは、岩崎です。
西塩子の回り舞台の公演日まであと1週間とちょっとですね。今回は、その西塩子の回り舞台の動きを前回に引き続き、まとめてみます。
西塩子の回り舞台復活20周年記念企画展「西塩子の回り舞台―伝える技、支える祭り。―」
9月19日から21日まで、道の駅かわプラザで西塩子の回り舞台の展示が行われました。
最初の日が連休の最終日であったこともあり、3日間で合計800名近くのお客様がいらっしゃいました。ご来場された皆様方、ありがとうございました。
西塩子の回り舞台は、今回で復活して20年の節目の年にあたります。そこで、西塩子の回り舞台保存会さまの歩みの展示を行いました。
西塩子の回り舞台は、江戸時代後期から始まり、終戦の年(1945年)に行われたのを最後に、50年ほど途絶えてしまいます。舞台が復活したのは20年前ですが、舞台を復活させる時に、回り舞台の模型が作られました。
模型には、客席や花道、芝居小屋の様子などが細かく再現されています。この模型は、10月14日まで、常陸大宮市役所1階ロビーにて展示されていますので、皆様是非ご覧ください。
▲この模型は25分の1サイズなので、実際の舞台の大きさはこの25倍のものになります。実際の大きさは、是非塩田公民館のグラウンドに行って確かめてみて下さい♪
この展示の中で、茨城大学の学生が作成した西塩子の回り舞台の組み立て現場の様子のパネルも展示されました。パネルの写真がなくて申し訳ございません。
展示が行われた時はまだ9月なので、組み立て現場の様子はこんな感じです。
▲舞台の床が貼られ、舞台前面には竹がしきつめられています。
▲今は、屋根に菰が被せられて舞台の形はほぼ出来上がっています。舞台での練習も始まっています。
展示最終日にはNHKの生中継も♪
21日には、NHKニュース「いば6」の「いばらナイト」の生中継も入りました。久慈川原本家のみなさんや西塩子の回り舞台の子ども歌舞伎の皆さんなど常陸大宮市のイベントに携わる多くのみなさまが出演されました。
番組の最後に、11月20日に行われる山方宿芋煮会のPRも行いました~♪ ここで私もテレビデビューしました(笑)
西塩子の回り舞台にもっと多くの人に来てもらいたい!
話は戻りますが、私はこの回り舞台をもっと多くの人に見てもらいたいと思っています。
この回り舞台は、8月末から1ヵ月半かけて組み立てられ、本公演のあとにも回り舞台を使ったイベント(詳細はのちほど)が行われます。なので、2ヶ月の間、日々変わっていく舞台の様子を楽しむことができる、そんな行事なのです。お祭りや行事でも会場で楽しめるのは大体、数日か1週間くらいですよね。それを考えると、2ヶ月もの長い間楽しめる行事はかなり貴重だと思います。継続してのこすことで、こういった農村歌舞伎の行事を後世に伝えていってほしいと思います。
私は、作業がある日はほぼ毎日現場にお伺いしていました。何もないグラウンドから、舞台の骨組み・屋根に竹を乗せていくところなど、その日にしか見れない光景を見ることができました。今は、舞台はほぼ出来上がっていますが、この舞台も公演が終わって少ししたら解体されてしまいます。そう、この「西塩子の回り舞台」は、”組み立てては解体する”ということを繰り返すのです。この時期、その瞬間にしか見られない光景を是非多くの方に見て頂きたいです!
回り舞台を使ったイベントは他にも♪
組み立てた回り舞台を使ったイベントは、10月15日の本公演だけじゃないんです。
①茨城県郷土民俗芸能の集い
日時:10月22日(土) 13:00~15:30
茨城県内のお囃子や田楽舞をされている団体が集まって、西塩子の回り舞台でイベントが行われます。西塩子の子ども歌舞伎の子たちも参加します。昔から伝わる音楽もここで聞けちゃいます♪
②ウダーべ音楽祭
日時:10月23日(日) 10:00~
こちらは、出身校の校歌を歌うイベントになります。校歌って卒業するとなかなか歌う機会がないですよね。そんな校歌を歌うと、学校に通っていた時を思い出して懐かしい気分になりますよね。廃校になったところの校歌も歌うことがあるかもしれません。
そういった校歌を聞いたり歌えたりするイベント、こちらも是非足をお運び下さい。
これまで、西塩子の回り舞台の組み立ての様子を前編、後編に分けて書きましたが、次回は、本公演で行われる歌舞伎の内容について書きたいと思います。次回もお楽しみに~(^^)/