西塩子の回り舞台~本公演編~

最近は晴天に恵まれ、外を歩くにも気持ち良い日が続きますね。

こんにちは、岩崎です。

10月15日、西塩子の回り舞台本公演が行われました!当日は晴天に恵まれ、大盛況のうちにイベントは無事終了しました。

本公演開演前

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▲本公演開演前の様子。雲ひとつない青空ですね。

 

当日、私は総合受付でプログラムを配布したり、現場で回り舞台の解説を行ったりしていました。

「西塩子の回り舞台」の”回り舞台”と呼ばれる場所はここです。この装置を人が回すことによって、役者さんが登場したり、場面が切り替わったりするのです。

 

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▲回り舞台を回す様子。男性4名でタイミングを合わせて回すことで、場面が切り替わります。

 

それでは、当日の様子です。ところどころ、写真がなくて申し訳ございません。

開演前のお囃子

開会式の前に、お囃子で西野内祇園囃子保存会さまによる西野内祇園囃子の演奏が入ります。このお囃子は常陸大宮市山方にある陰陽神社の祭礼で奏していたものだそうです。この陰陽神社の祭礼は、現在行われていないそうなので、かなり貴重ですね。陰陽神社にも行ってみたいなぁ…。

本公演、いよいよ開演です!

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お囃子が終わり、開会式が始まります。

いよいよ開演、日中の回り舞台の様子

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▲開会式の様子。ご来賓の方々が祝辞を述べられます。いよいよ公演が始まります!

 

この後、大宮北小学校4年生児童による常磐津「子宝三番叟(こだからさんばそう)」、こども歌舞伎「白浪五人男 稲瀬川勢揃の場」が行われました。

子どもたちの歌舞伎は、練習の時から見ていましたが、凄いの一言につきます。私自身、こども歌舞伎を人生で初めて見たというのもあるかもしれませんが、子どもがやっているとは思えないくらいの迫力でした。写真がなくて申し訳ございません。

その後、舟生屋台ばやし保存会さまによる舟生屋台ばやしの演奏の後、秩父歌舞伎正和会さまによる「三人吉三巴白浪(さんにんきちさんともえのしらなみ)」が始まりました。

 

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▲秩父歌舞伎正和会さまによる「三人吉三巴白浪」の一場面。最初から見れなかったのが残念…。

 

切りあいのシーンの迫力は満点でした。もう少し前から見たかったなぁ…。

ちなみに、西若座やこども歌舞伎の演技指導をされている先生は、この秩父歌舞伎正和会の方です。

この次は、鷲子(とりのこ)祭囃子保存会さまによる鷲子祇園祭囃子です。

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▲鷲子(とりのこ)祭囃子保存会さまによる鷲子囃子の様子

 

このお囃子は、4年に1度行われる鷲子山上神社祇園祭で奏されるお囃子だそうです。前回は去年だったので、任期中にみることは残念ながらできませんが、このお囃子がお祭りで披露されるのかと思うと次のお祭りの楽しみがふえますね♪

次は、楽の会さまによる舞踊劇「鏡岩」です。

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▲後ろの銀色に光る岩の形をしたものを鏡岩に見立てているのでしょうか…。

 

「鏡岩」は、常陸大宮市照山にある天然記念物の岩です。公演の前に行ってみよう!と思っていたのですが、辿り着けず…(泣)いつか本物の鏡岩を見てみたいです。

10月になると、あっという間に暗くなってしまいます。暗くなってからの舞台の様子は幻想的ですよ。

夜の回り舞台

夕方になり、回り舞台はライトアップされます。

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▲夜の回り舞台の様子。ライトが幻想的です。

 

最後を飾るのは、西塩子地区の西若座の皆様です。西若座さまについてはこちらをご参照下さい。回り舞台は、結構声が反響するのですが、グラウンドの外までも声が響いてきました。プロの方がやっているのかと思うくらいの迫力です。

 

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▲クライマックスシーン。前列の青い裃(かみしも)姿の2名が曽我兄弟です。

 

この物語の主人公の曽我兄弟を演じているのは、女性です。歌舞伎というと、男性が男も女も演じるというイメージが強いのですが、女性が男性の役をやっている姿も格好良かったです。

こうして、西塩子の回り舞台第6回定期公演は幕を閉じました。

まとめ

当日は約5000名のお客様が来場されたそうです。足をお運び頂いた皆様方、ありがとうございます。今度公演が行われるのは、おそらく3年後になると思われます。

3年に1度の伝統行事、西塩子の回り舞台の本公演は10月15日のみでしたが、回り舞台は10月28日まで塩田公民館グラウンドにありますので、まだ見てない方は是非ご覧下さい。

これから1ヶ月近く西塩子の回り舞台関連の記事が続くと思いますが、何卒宜しくお願い致します。

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