【古澤】当日・予約満員御礼!おうちで楽しむ芋煮会

こんにちは!協力隊3年目の古澤です。

今回は、11月20日(土),21日(日)の2日間実施した「おうちで楽しむ芋煮会」についてです。このイベントが実施できたのは、芋煮会実行委員会、農家さん、商工観光課・地域創生課のみなさんの頑張りを除くと、運が良かったからだと思ってます。その数々の運の良さも書いていきます。

 

「やまがた宿芋煮会」ってそもそも何?

 

関東一の大鍋でつくる「やまがた宿芋煮会」。旧山方町・清流公園で毎年1万食の芋煮を提供することから、市内外の多くの方に愛されているイベントです。芋煮会実行委員会の後藤会長が山形県の芋煮会「芋煮会フェスティバル」をはじめ、全国の芋煮を食べ歩き、こだわり抜いた里芋と地元野菜で作る芋煮は「美味しい!」と定評がありました。

しかし、3年前の台風、去年と今年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止が続いていました。

 

 

「おうちで楽しむ芋煮会」を開催した背景

 

・毎年芋煮会に行くという習慣が崩れることで、客足が遠のくのではないかという危機感
・過去20年間スポットライトが当たらなかった生産者さんたちに光を
・コロナ禍での新しい形として
・古澤が芋煮をたべたい!

代表すると上記4つの理由から、具材詰め合わせセットの販売をすることになりました。

 

きっかけは?

芋煮会に関わるキッカケは、協力隊が商工観光課の方に今年のイベントの在り方(他のイベントも含む)について相談されていたからです。商工観光課5名と協力隊4名+担当者で2時間以上も意見出しを行いました。(※その場では具材詰め合わせセットのアイディアは出ていません。)その後、わけあってやまがた宿芋煮会の専属農家さんと話す機会がありました。具材詰め合わせセットについてのアイディアが出たのはその時です。また、やまがた宿芋煮会の開催から過去20年間、農家さんにスポットライトが当たっていない現実を聞き、生産者カードをセットに付属させようということになりました。

このことをやまがた宿芋煮会実行委員会の会長にも相談しました。

①コロナ禍で中止になる可能性が高いので別の開催方法として「具材詰め合わせセット」の販売はどうか
②農家さんをもっと表面に出していきたい!

会長自身も前々から同じことを考えていたみたいで、「やろう!」と背中を押してくれました。(運の良さポイント①:会長と同意見)

このことを商工観光課のみなさんに相談したところ、興味をもって話をきいてくれました。ここで嫌な顔されたり、メンドクサそうな表情されていたら結構心折れていたと思います。(運の良さポイント②:商工観光課のみなさんがやる気に満ち溢れている)

芋煮会実行委員会の総会にお呼ばれし、これまでの経緯を含め、「具材詰め合わせセット」はどうかプレゼンをしました。会長と商工観光課の相田さんの助力もあり、満場一致でGo!をいただけました。

この後に、何度か総会があり、現在の進捗状況や改善点を含め話し合いの場をつくっていただき、そこでシャモ肉のスープの素が作れたらさらに良いものができるということが分かりました。それを聞き、さっそく奥久慈しゃも生産組合の方に連絡してスープの素を作ってもらえないか相談しに行きました。奥久慈しゃも生産組合の方は前々から作りたいと思っていたらしく作るタイミングを見計らっていたとのことでした。最小ロット数の話や販促の問題など、少し難しい話もありましたが、なんとか開発してくれることになりました。(運の良さポイント③:奥久慈しゃも生産組合の方も前々から考えていた)

途中、「シャモ肉のスープの素の開発が間に合わない。間に合ったらキセキ。」とまで言われたましたが、これも間に合い具材詰め合わせセットの中にいれることができました。(運の良さポイント④:シャモ肉のスープの素が奇跡的に間に合う)

そして、途中なんだかんだあって今回の開催までこぎつけれました。(大分長くなりそうなので割愛)

もし商工観光課のみなさんからこの機会をいただけなかったら「おうちで楽しむ芋煮会」は開催されていなかったと思います。(他部署なので色々と声かけづらいし、協力しにくい。)途中のリードも含め、今回の「おうちで楽しむ芋煮会」で各種調整から手配まで裏で支えてくれた商工観光課のみなさんのおかげです。MVPは間違いなく商工観光課です!

最後、自由にやらせてくれた地域創生課のおかげでもあります。ここ大事!(運の良さ⑤:地域創生課が自由にやらせてくれた)

 

本番当日

 

新聞社に事前に取り上げてもらった効果もあり、事前予約分が即売した具材詰め合わせセットを引っ提げ、当日販売を11月20(土)、21日(日)11時~15時で実施しました。この他、里芋の詰め放題や道の駅常陸大宮~かわプラザ~のレストランで芋煮メニューの販売も行いました。里芋は両日合わせて約500キロが完売、具材詰め合わせセットも当日分が開始4分で完売(一時間前からきてくれる方もいた)という大盛況ぶり。

 

 

里芋の詰め放題は約300人の方が参加してくださいました。芋煮会実行委員会の方や農家さんから「ありがとう!」「やってよかった!」という声を頂けて嬉しかったです。生産者カードがあると安心できるという声も多く、生産者と消費者の両者がWIn-Winになる関係が作れてよかったです。

来年も具材詰め合わせットが販売されるかわかりませんが、一石を投じられて良かったと思います。まだまだ書き足りないですが、500文字で良いブログを2300文字も書いてしまっていることと、明日朝早いのでこの辺で終わりにしようと思います。

もし、さらに詳しい話が聞きたいよ!という声があれば、もうちょっとだけ詳しく書きたいと思います。以上です。

そして、最後に一つ、古澤も芋煮を食べられませんでした。

 

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