イベントの周知方法を考えてみた~常陸大宮市民具展の反省から~

ご無沙汰しております、岩崎です。

新緑の季節ですね。

先日、「常陸大宮市民具展~1964年のあの頃~」が終わりました。

かわプラザでは1700名近いお客様にご来場頂きました。足をお運び頂いた方、ありがとうございました。

その中でアンケートも実施したのですが、「懐かしいあの頃を思い出した」など喜びの声を多く頂けて私としても大変嬉しい限りです。

アンケートを作った理由としては、お客様の声を聞きたいというのはもちろんですが、どこで情報を仕入れているかを知りたかったからというのが一番大きかったです。その中でわかったことは、SNS以外のメディアも大切ということです。そこで、イベントの周知方法について考えてみます。

SNSで周知はしたものの、SNS経由で知る人は少ない

多くのお客さまが道の駅の看板を見たことがきっかけで来場されていました。私としても、道の駅の看板とSNSで十分かな…と思っていました。今の時代は、SNSで拡散されていくだろうという固定観念もあったのかもしれません。

道の駅で看板を設置して頂いたので、道の駅にきたお客様が多くいらっしゃったのですが、私としてはそれだけでは何だかもったいない気もしていました。私としては、この展示目当てでいらっしゃる方がもう少しいてもいいのかなと思っていました。そこで、もっとターゲットを絞ったPR方法もあったのではないかと思うのです。

 

最近はSNSも色々なものがあります。また、情報を手に取る手段は、ネットが主流ではありますが、ネットだともともとの情報量があまりにも多いため、埋もれがちになってしまうこともあります。そのため、SNSだけではどうしてもPR不足になってしまいます。

さらに、ネットのデメリットとして、パソコンやスマホが手元にないと見れないということもあげられます。それではそういったものを普段持ち歩かない人に情報が届かず、情報が欲しい人に行きわたらないという事態が発生します。

従来のメディア(チラシ等)も活用してみる

そこで、やはり大切なのが手に取って情報がわかるポスターやチラシになります。チラシやポスターは、視覚でイベントの雰囲気を何となく察することができるため、見る側の気持ちをワクワクさせるものがあるのかもしれません。手に取ったらこっちのものですからね(笑)

 

ただ、チラシもただ作るだけではあまり意味を成しません。そこで、置く場所が重要になってきます。

重要なのは置く場所

これが最も重要なのではないかと思います。人が多く集まりやすい道の駅や直売所はもちろんですが、展示の内容に関連した施設に置くと最も効果的なのではないかと思いました。それこそ一番のターゲットにアプローチできます。

 

例えば民具展であれば、博物館や民具を取り扱う資料館に置くといったことが考えられます。そういうところに行く人は、民具や歴史に関心がある人でもあるため、民具を見たいと思う可能性も高いです。

SNSとチラシの両方を組み合わせれば、周知は上手く行く

SNSの情報発信ももちろん大切です。でもどちらかに頼り切るのではなく、両方組み合わせないと行きわたるべき場所に行きわたらないということを今回の民具展で思い知らされました。

イベントの周知で大切なことは、様々なメディアの役割を考えて上手く組み合わせることなのですね♪

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