【本田】和ハーブ七味づくりワークショップ開催【活動報告】

遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。

つい最近移住してきたはずなのに、もう新年を迎えてしまうとは!

過ぎゆく時間のあまりの速さに驚きを隠しきれない本田です。

 

さて、この度は先日1月8日に開催しました初の主催イベント

「和ハーブ七味づくりワークショップ」についてご報告したいと思います。

ワークショップ開催にあたって~なぜ「七味」なのか?

「知っているけど忘れられがち」な和ハーブ。

身近すぎるがゆえに注目されない、これらの植物たちについて

改めて目を向け、楽しんでもらうためのワークショップの候補はいくつかありました。

その中で「誰でも簡単に作れる」「気軽に体験できる」「日常で使える」ことを突き詰めていった結果

「七味づくり」が最良であると思い、開催を決定しました。

 

協力隊として初めてのイベント。かつ、大々的にプロモーションしたわけでもなかったので

果たして参加してくださる方はいるのだろうか・・・

正直不安もありましたが、蓋を開けてみたら午前、午後ともに満員御礼!

和ハーブへの関心の高さに、驚きと喜びを感じました。

七味唐辛子の歴史について

七味唐辛子の起源は江戸時代。

“江戸の日本橋薬研堀町は医者や薬問屋が多く、別名「医者町」で通っていたと言われております。

この地で、1625年(寛永2年)初代からしや徳右衛門が、漢方薬を基に生薬を組み合わせて

《七味(七色)唐辛子》を売り出し、江戸中に広めました。

当時は薬効が期待され寺社の門前で販売されることが多く、

やがて江戸の食文化の伝播と共に日本全国に広まっていきました。”

       ────やげん堀 七味唐辛子本舗 様 公式ウェブサイトより引用

 

現在も神社仏閣の門前で七味を調合、販売しているお店を見かけることがありますね。

子供の頃は初詣などでお参りするたび「何で七味が?」と不思議に思っていましたが、

由来を調べると納得です。

用意した材料

辛味・・・トウガラシ、サンショウ

香り(定番のもの)・・・ユズ、青のり、ゴマ(白、黒)、ショウガ、麻の実

香り(バリエーション)・・・ふくれみかん、ドクダミ、ベニバナ、クロモジ、ヤブニッケイ

上記材料をそれぞれ計量し、小分け袋に入れたものをご用意しました。

また、各テーブルには不足が出たとき用に容器に入れた材料とコーヒー豆(※)を配置。

(※)鼻が利かなくなったときにコーヒー豆の香りを嗅ぐと、嗅覚がリセットされます。

アロマ用品店など、香りを嗅ぎ比べる場所では必ずといっていいほど用意してあります。

 

実際に香りを楽しんで頂いた中では、ヤブニッケイが割と好評でした。

ドクダミについても生葉の「あのニオイ」がしないことに驚く方が多かった印象です。

ワークショップの流れ

午前の部と午後の部、それぞれ1時間ほどを予定してスケジュールを組みましたが

結果としてはほぼピッタリの時間となりました。

前半は配布資料をもとに、和ハーブや七味の材料について簡単に説明を行い

その後、香りや味を楽しんでもらいながら実際にブレンドしていただきました。

ホワイトボードに基本の七味ブレンドは記載したものの、参加者の皆様には

型にはまらない自由な七味づくりを楽しんでいただきたかったので

「どの材料を使ってもOK」ということをできるだけ強調しました。

そのため、材料全部盛りされる方、唐辛子マシマシの方、自宅でゆっくり楽しむために

会場ではちょっぴりだけブレンドされる方など、個性豊かで素敵な七味が完成。

できた七味を試食して、皆様とってもいい笑顔。

会場は爽やかなスパイスの香りに包まれ、私自身も本当に癒されました!

出来た七味と小分け袋の材料はご自宅で自由に楽しんで頂くため、容器に入れておみやげに。

後日「残った材料で家族と一緒に作ったよ!」という嬉しいご連絡も頂きました!

イベントを終えて

初開催ということもあり、非常に緊張しましたが

参加者の皆様が温かく見守ってくださったおかげで、

どちらの部も和やかなムードで進めることができました。

本当にありがとうございました。

 

そして予約満席の為、今回のワークショップに参加できなかった皆様、

大変申し訳ございませんでした。

今後も定期的に和ハーブのワークショップを開催する予定ですので

その際はぜひご参加お待ち致しております。

 

最後に、この度のワークショップをサポートしてくださった

常陸大宮市役所 地域創生課

山﨑課長

宇野課長補佐

秋山主任

道の駅常陸大宮かわプラザ

鈴木駅長

 

この場を借りて心より感謝申し上げます。

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