こんにちは、地区活性化担当の志賀です!
9/10(土)に第43回山方地域体育祭が山方中学校のグランドで行われました!秋晴れの空の下、私も体育祭に参加して地区の方々と一緒に体を動かして感じたこと・・・
山方地域体育祭の“ココがスゴイ!”その①
中学校の体育祭と合同で開催される
常陸大宮市には5つの地域がありますが、中学校と合同で体育祭を行っているのは山方地域だけなのだそうです。
体育祭では、山方地域の10支部(野上、小貫・照山、山一、山二、山三、舟生、西野内、長田、諸沢・北富田、下小川)と中学生の各クラスで競技を行います。
中学生の種目では、騎馬を組みながら進み、紐でつながれたモンスターボールでポケモンを倒してクラスタイムを競う『ヤマチュウ ゲットだぜ!(1年)』や、ダンボール箱で出来たパーツを運んで箱に描かれた先生の顔を完成させていくタイムレース『だるまみこしリレー(3年)』など趣向を凝らした競技がたくさんありました。
一方支部対抗では、デカパン(親子で大きなパンツを履いて進む)リレーやタガ(自転車のホイールの部分)回しリレーなど、色んな世代の交流を促進するような競技になっていました。
▲輪投げリレーに出場された諸沢・北富田支部代表の皆さん
山方地域体育祭の“ココがスゴイ!”その②
必ず賞品がもらえる
競技に出ると必ず参加賞が貰えます。私は諸沢・北富田支部代表で4つの種目に出たので4つも参加賞をもらってしまいました。当分可燃ごみ袋と食器用洗剤は買わなくて済みそうです。
さらに各種目で1~3位になるとそれでも賞品がもらえます。諸沢・北富田支部では綱引きが1位!(なんと2年連続1位!地区内に坂道が多い分、やはり足腰の強さが違うのか?!)
いただいた1位の賞品はまだ開けていませんが、ほんのりと洗剤の香りがします。
ちなみにお弁当も配給されるので、普段なかなかご一緒できない方とも楽しくお昼ごはんを食べる事ができます。
山方地域体育祭の“ココがスゴイ!”その③
中学生のピシッと揃った姿勢
熱戦を繰り広げた体育祭の閉会式、ふと横に目をやるとピッタリと踵を揃え、背筋をシャンと伸ばして並んでいる中学生たちが!
ただでさえ西日が差して眩しいし、1日中競技や応援をやって疲れているはずなのに中学生たちは微動だにしません。朝礼台に人があがると体の向きをパッと変えます。
これは日ごろの教育の賜物なのでしょうか。体育祭の間、備品を運んだり応援や競技で会場を盛り上げたりなど、表でも裏でも活躍してくれた中学生たちに「お疲れ様、そしてありがとう」の気持ちでいっぱいになりました。
▲中学生競技『台風の目』
総合優勝の結果は中学生では3年1組、支部対抗では野上支部が3年連続優勝という結果となりました、おめでとうございます!
終始お天気に恵まれた体育祭はどのクラスどの支部でも盛り上がり、絆を深めるきっかけになったと思います。
しかし、私が参加した諸沢・北富田地区では高齢化のため選手を選出することが年々難しくなっているそうです。さらに、車を運転する事ができないから来られない、足が痛くて出場できずただ見るだけなら参加しないというお年寄りもいらっしゃいます。
せっかく地区の方々が顔をあわせることが出来る機会なのに参加できる人がどんどん限定されていってしまうというのはとても歯がゆいです。
閉会式後に「じゃあまた来年!」と言って皆さんが別れるのも、淋しいです。
競技を終え、支部のテントに帰れば「お疲れ様~頑張ったね~」と拍手で出迎えて下さったり、「体育祭っていいでしょ、楽しいよね!」と声を掛けて下さる温かい地区の方々がさらに一緒になって楽しめるものはないだろうか。
そんなことも考えた体育祭でした。