なぜ巷では『マルシェ』がアツいのか

こんにちは、地区活性化担当の志賀です。

ただ今県北地域では紅葉の見頃がそろそろピークを終えようとしていて、休日ともなると紅葉狩りに出掛ける人々で道が混雑しております。

さむーい冬が来る前に、これでもかとイベントが目白押しな11月。今週末も常陸大宮市山方でイベントが開催されます。

”森の中のマルシェ”

 

マルシェとは?

「マルシェ」とはフランス語で「市場」のこと。会場に何店~何十店舗かのお店が集まり、各々の自慢の商品を並べて、お客さんとの会話を楽しみながら販売します。様々なスタイルのマルシェがありますが、中でも多いなと感じているのが手作りの作品を販売する”クラフト”マルシェ。茨城県内でも季節を問わず、様々なところで開かれています。

では、なぜこんなにもマルシェ人気が高まってきているのか?

そんなマルシェ人気の理由に、実際に会場へ行ったり、運営したりする中で感じたことから迫ってみます。

 

1.会場の非日常感を楽しみたい

多くのマルシェに共通している点として会場の雰囲気があげられます。木や花などの自然を基調としたナチュラルな会場へ一歩足を踏み入れれば、日々の生活の緊張が解け、ほっと安らかな吐息が漏れるはず。

カラフルなオーナメントが私たちを出迎えてくれます。

 

作り手さん自らアレンジするテント型の店舗には、すべてに立ち止まってしまいたくなるほど魅力的で個性的な作品がずらり。手作りの作品には、作り手さんの想いと時間がたっぷり詰まっています。一つ一つが手作りだからこそ、味わいのある作品たちが並びます。

さらに、マルシェには食べ物の出店がされていることも多く、持ち運べて手軽な値段で、かつ写真映えするおしゃれなフードは自然と手に取ってしまうこと間違いなし。

 

そして何より、好きなものに囲まれている会場のお客さんや出店者さんの幸せそうな表情。

それら全てが相まって、日々の生活に追われた人々を非日常へと誘い、解放してくれます。

 

2.ちょっと先の生活にワクワクをもたらす

お気に入りの作品を見つけたとき、人は何を思うでしょうか?

「このインテリアを合わせるには、どんな部屋がいいだろうか」

「このアクセサリーが似合うのは、どんな服だろうか。それならば、メイクはどうしようか」

お気に入りの作品と自分を重ねたときに思うのは、ワクワクした未来なのではないでしょうか。

自分の好きが詰まった作品に出会うこと、そんな作品に合わせて自分をコーディネートすること。自分の”好き”が形となって手に取れるって、とても素敵で贅沢なことだと思います。

 

結論:私たちは、心のゆとりと丁寧で豊かなひと時を求めている

マルシェで売られているものは、すべて別段生きていく上で必要なものではありません。まったく興味のない人から見たら、ガラクタに思われてしまう可能性だってあります。

しかし、なぜ人はマルシェに惹きつけられてしまうのか。

それは、マルシェという空間によって先の生活を想像するワクワクを感じるひと時を体感できるからだと思います。

ちょっと先の”豊かな”生活を想像すること。それは日々こなしているいつも通りの毎日を離れて、心のゆとりにつながります。

自分のお気に入りの出会いから始まる豊かな生活の第一歩。それらを求めて、人々はマルシェに足を運んでしまうのです。

 

【11/26(Sun)開催】

森の中のマルシェinパークアルカディア祭の詳細はこちら

 

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