もう3月。私が常陸大宮に来てからもうすぐ1年になろうとしています。
こんにちは、岩崎です。
かなり前の記事になってしまいますが、歴史を知る方法を取り上げました。
(参考記事:歴史を知る方法とは?@第1回文書館カレッジ)
ここでは、文献資料やモノ資料など歴史を知る方法の素材の資料を挙げました。ただ、これらの資料は、なかなか歴史に興味を持つきっかけにはならないと思います。というのも、読み方や意味は当時の背景を知らないとわからないし、崩し字を読むのって正直辛いですよね(笑)
じゃあ、歴史に関心を持つきっかけって何でしょう?私の場合は、それは日本史の授業でした。でも、それ以外にも関心を持つきっかけはあるのではないかと思うのです。
そこで、今回は日本史の授業を除いて、いくつかきっかけになる得るものを挙げてみます。
①歴史ゲーム・漫画
ゲームや漫画って、世代を問わず好きな人が多いですよね。
それが歴史のものとなると、なんとなく親近感がわくし、文字で読むよりもはるかにわかりやすいですよね。
「歴史」というと、難しくてとっつきにくいイメージですが、漫画やゲームでは歴史を意識しつつも、その中で人間ドラマが繰り広げられます。人の表情とかを見ると、こちらも歴史の世界へ引き込まれていきますよね。
ゲームになると、自分が武将になって天下が取れた気分になれるのでしょう。自分もそんな気分を味わいたいなぁ…(笑)。
私は歴史にハマるまで漫画とかゲームはほとんど興味無かったのですが、今はかなり関心があります。ゲームはやったことありませんが(笑)
②ドラマ・映画
こういうドラマの代名詞といえば、「大河ドラマ」でしょう。私は歴史に興味をもってから、大河ドラマを見るようになりました。演じている俳優さんが有名だと、あまり知られていなかった人物でもどんな人なのか気になったりしますよね。知らなかった事を知るための垣根を崩してくれるのかもしれません。
今年の大河ドラマは「おんな城主 直虎」ですが、ドラマで初めて知った人物がかなり多いです。それまで井伊家というと彦根藩主のイメージだったので、それ以前の井伊家を知りたいと思うようになりました。
また、タイムスリップ系のドラマや映画も歴史に興味を持つきっかけになるのかもしれません。歴史上の人物だけ登場するではなく、現代人が主人公になることで、現代人視点での歴史が繰り広げられます。架空の登場人物ではありますが、私はタイムスリップ系の映画だと「BALLAD」が好きです。これの元になっている「クレヨンしんちゃん」の映画も好きです(笑)
ドラマでも「信長協奏曲」がありますね。
さらに、大河ドラマとは違って「ifの歴史(Ex.もし関が原の戦いで石田三成が勝ってたらなど)」というのが展開されがちな部分もあります。
③ゆるキャラ
ゆるキャラは自治体の特徴や歴史を現しています。
例えば、滋賀県彦根市「ひこにゃん」は、兜の部分が井伊家の赤備えの赤い兜になっています。また、彦根市は、今年の大河ドラマの主人公「井伊直虎」の井伊家が彦根藩主として治めていた土地です。また、「猫」も井伊家とつながりがあるんです。
かわいいキャラクターを通して歴史も学べるのがゆるキャラの特徴でもあるのでしょう。また、ゆるキャラがいることで、自治体の認知度も上がります。歴史好きだけでなく、キャラクター好きな人の心をもつかむことができると思います。
~3つのきっかけから見えること~
今回は、歴史に関心を持つきっかけになるものを取り上げてみました。これら3つに共通することは、文字ではなくビジュアル要素が強いということです。文字だけ見ると難しそうに見えますが、実際に人物を描いたりすればそれが具体化するのでイメージがわきやすいのですね。そこから、文字で情報を補うとよりわかるようになりますよね。
そこで、次回は、そこから少し踏み込んで、歴史を少し深く知れる方法について書きます。