「地域おこし協力隊」とは自分自身~自身を活かす地域おこしは永続する~

寒波が来ているせいか、寒い日が続きますね。皆様、体調管理には十分お気を付けください。

こんにちは、岩崎です。

突然ですが、「地域おこし協力隊」とは何者でしょうか?自分の活動であるにも関わらず、なかなか簡潔な説明ができなくて悶々としていた課題でした。

一言での説明が難しい「地域おこし協力隊」

地域おこし協力隊の名前を出すと、「何をしているの?」とほぼ必ず聞かれます。確かに、名前だけでどんな仕事をしているかが想像しにくいので、当然の質問だと思います。

茨城県内だけでも地域おこし協力隊(以下:協力隊)がいる自治体は10数か所ありますし、隊員も48名おります。全国では何千人規模になります。

(参考URL:県内の地域おこし協力隊の状況について)

自治体によって活動内容や協力隊へのスタンスが異なるので、一言でこれだ!というのはなかなか難しいところです。

敢えて一言で言うならば、「地域おこし活動」ですが、これも解釈が様々な言葉が故に、なかなかピンと来づらいでしょう。しかし、最近になって協力隊とは何かというのが少し見えてきました。

協力隊は地域の幸せを作り出す人

私は、以前の記事で、「地域活性は幸せの形である」と書きました。(参考記事:常陸大宮との出会いから1年~地域活性は幸せの形~ )

協力隊は、どんな形であれ地域活性に関わる人であることには間違いありません。その形を作り上げる手段として、隊員のテレビやラジオなどのメディア出演があります。そこで隊員が地域を魅力的にPRできれば、”私達の地域はこんな素晴らしいところなんだ”と地域の自信に繋がり、それは地域の幸せを生み出すことになるのです。また、協力隊は20代~30代が多いこともあり、若い人が頑張っているんだということを認識するきっかけにもなるのかもしれません。

メディア出演だけでなく、自分の得意分野を活かして地域を盛り上げるのも地域の幸せを生み出す行動になると思います。

11月末に行われた地域おこし協力隊サミットで、隊員OBで切り絵作家をされている方の作品がありました。

 

アートはこういった目に見える形で残しやすいし、見ているだけでも楽しめますね。そういった楽しさを感じさせる事も幸せを生み出すといっても良いでしょう。

先ほどから「幸せを生み出す」と言いつづけていますが、「幸せ」の感じ方も色々ありますし、ただ「幸せ」といってもこれもまたピンと来にくいでしょう。そこで、もう1つ自分の思う事があります。

地域おこし協力隊とは、自分(隊員)自身である

今のところ、私の中での地域おこし協力隊とは何者かの答えの1つはこれかな…?といったところです。地域のPRの仕方も色々あります。グルメレポみたいにやるのもありだし、色んなところを巡って紹介するのもありでしょう。

また、PRするだけではなく、得意分野を活かした取り組みや地域が稼げる仕組みを作るのもありでしょう。

 

隊員の得意分野やPRの方法はそれぞれ異なります。

それを考えると、協力隊とは結局は隊員の個性であり、地域おこし協力隊とは自分(隊員)自身であると思うのです。

隊員自身を活かす地域おこしは永続する

前回の記事でも書きましたが、隊員自身を活かすということは、隊員の個性を活かすということになります。個性が活かされれば、隊員の自信に繋がり、そこから幸せを感じるし、その姿を見た地域の人も幸せを感じられるでしょう。それが隊員もそこに定住したい!という思いに繋がるのでしょう。

隊員が任期を終えたことで、地域おこし活動がおしまいになってしまうのは非常に勿体無いことです。

 

協力隊サミットでも言われていましたが、個性を活かす事は「自己実現」にも繋がります。隊員という立場を個性を活かす手段として活用することが隊員と地域の人のお互いの幸せにつながるのではないでしょうか。

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