最近、高校3年の時に読んでいた歴史関連の本を読み返しています。9年経つと、同じ本を読んでいても見方が変わるものですね。
こんにちは、岩崎です。
歴史を知る方法についてはもう少しお待ち下さい。
今回は、歴史好きな私からみた現代について書きます。歴史に興味を持ってから、社会への見方がガラッと変わったのです。
それでは、歴女岩崎ワールドをお楽しみ下さい♪
経営者は戦国大名の如く、社員はその家臣の如し
歴史に興味を持ってまず感じたことは、書店で「名将の采配」のような本を見かける機会があったせいか、これです。
それまでの私は、「社会」や「働くこと」に全く良いイメージがなく、こう考えると、社会って面白いなぁと思うようになりました。
私は、天下を取ったり、自分の領国を守ったり広げたりする戦国大名の生き様が好きなのです。(戦国大名も天下取り目的だったりそうでなかったりするので一概に言うのは難しいところがありますが…。)
そういう人たちがこの社会を作っているんだと思うとなんだか不思議とワクワクした気持ちで世界を見ることができました。経営者がビジネスを拡大していく様子は、まさに大名が領地を拡大して天下を取りに行く姿そのものです。
そのために様々なところに足を運んでは味方につけたり、時には相手に無理を承知でお願いせざるをえないこともあると思います。そこでまた色々な手段を考え巡らせる必要があるでしょう。その中では、大名が直接やるわけではなく、交渉が得意な家臣にお任せする部分も出てくるでしょう。その様子はまさに戦う様子そのものです。
実際に、作戦会議を立てたり交渉する場面に遭遇すると、リアル大河ドラマ…!と興奮してしまう私でございます(笑)
文化を作り出す人も重要
大名のような人も必要ですが、そればかりではなく文化を作る人もいないと社会は成り立たないのではないかとも感じるのです。
戦国時代は、華道や茶道など今も伝統文化として残るものが始まる時期です。
茶道の話になってしまいますが、茶室内は、基本的に身分関係無く皆平等の世界です。茶室の入り口は「にじり口」と言われますが、人一人が正座の姿勢で前進しながら入る程度の幅しかなく、そこで刀をさしたままでは、室内に入ることすらできません。なので、茶室前には刀を置く場所があるのです。
※にじる・・・座ったまま少しずつひざを使って進むこと。
茶道は、季節とお茶を楽しむ場であり、そこに戦いを持ち込むのはNGということなのかもしれません。こういった文化を作り出す人もいて時代は動くのですね。
いろんな人がいて社会は成立する
結局は、これに尽きます。
誰もが家に帰れば家庭があるし、周りに友人や知り合いもいたりするでしょう。また、趣味に興ずることもあるでしょう。
家臣以外にも大名を色んな面で支えてくれる人が必要になるわけです。戦国時代に茶道や華道が流行った理由はそこにあるのかもしれません。
だって、戦国大名ばかりだと、毎日が群雄割拠状態で心が休まりませんよね(笑)社会には様々な人が必要になるのです。
今回は人をメインに書いていきましたが、また異なる面からも、折を見て書いていこうと思います。